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ミュージカルボーイズガールズ
【コメディ 恋愛小説】

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ミュージカルボーイズガールズ第4小節-4

ガチャ、バタン。ドサ。
「うわぁ〜しんどお〜、なんでだろ。……にしてもなんでアイツいきなり部屋で休んでろなんて言い出したんだろ。……まっいいか」
スッと目を閉じて静かにベットに伏せる冬護。そこへ…

トントン

「あの、冬護くん?御飯できたよ?」
そこへ来たのは下で料理を作っていたツバサであった。
「あ、あぁ悪い、呼び来てくれたのか。サンキュ今行くわ」
「あ!御飯持って来たから…一緒に食べよ?」
「そうなのか、わざわざ悪いな?」
「うぅん、あの入って平気…かな?」
「あぁ、どうぞ」
ガチャ
「お待たせ?」
「ホントに待ったぞ?」
「ごめん…」
「冗談だ、さぁってと食うとしますか」
「うん!」
「では、」
『いただきます!』
「あ、そういえば秋の分どうした?」
「それならももが持っていったよ」
「そっか、じゃあたべるか」
「食べて食べて♪」
パクッ、モグモグモグモグ……ゴクン
「こ、これは………」
「どう?不味いかな……?」
「普通にうまい!びっくりだ…」
「ホントに!?やったぁ!!」
「ウンウン、マジでうまい!!」
「あ、そんなにがっつくと……」
「う″……」
「ほらぁいわんこっちゃない!ほら水水!」
ゴクゴクゴク……
「プハッ、あぶねぇ。チャーハン喉に詰まらせて死ぬところだった……」
「そんな大袈裟な、……フフッ」
「どうした?オレの顔になんかついてるか?」
「うん、ほっぺたに御飯が♪」
「うぇ!だっせえ、どこに付いてる?」
「あ、動かないで?いまとるから」
「わかった」
チュッ
「ウァッ!」
「あっ、ごめん!!いや、だった?」
「え、あ、いや、その……正直嫌じゃなかった………。ただ…驚いただけ」
「…嫌じゃなかったんだ、よかったぁ…!」
「………ツバサ?窓の外あれなんだ?」
「え?どれ?」
チュッ
「え!?」
「やられたらやり返すのがオレの信条だ……」
「…………バカ」
「どうせ、バカですよ」
「フフッ」
「ハハ」
『アハハハハハハハ』


それから………



「ごちそうさまでした」
「お粗末様でした、じゃあ食器片付けてくるね」
「あ、あぁ悪いな」
「いいの、いいの♪」

ガチャ、バタン

「………俺ってホントにバカだなぁ」

ところかわって1階リビング
タッタッタッタッタッタッ
「雪ノン!!!」
「あらツバサどうだったの?」
「あ、あの、あの!」
「なによ?」
「キ、キスしちゃった……」
「は?」
「キ!キス!!しちゃったのよ!!!」
「えっ!すごいじゃない!ッてことは告白したの!?」
「あ…」
「してないの?」


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