強要編…1-3
「…ぅうっん!!」
あたしのそれは抵抗することなく、するりと真鍋を受け入れる。
きて、お願い…真鍋…
「あっあっああっ…んん…?!」
真鍋はあたしの唇を覆うようにキスをして。
「んんっ…んふっぅ!…ふ」
…あの時見た、雪人と坂下がしてるときのことを思い出す。
雪人はあたしに対して強要したことはなかった…けど。
坂下にはあんなに求めて。
あの時は悔しくてたまらなかったのに。
あたしは今この事実が嬉しいの。
だからもっとちょうだい…
体を打ちつけて。
無理矢理打ちつけて、あたしを欲しがって欲しいの。
「ううっ!!」
真鍋はあたしのそれから体を離すと、あたしの唇の中にコンドームを外したそれを押し込む。
「んっ…んふっ…」
あたしは口からこぼすことなく、その体液を飲み込んで。
「はっ…あっ…ま…つもと…さん」
真鍋は荒い息を吐きながらあたしの体を抱きしめた。
「真鍋…」
あたしの手首のネクタイをほどくと、くっきりとネクタイの痕がついた手首にキスをしてくれた。
あたしはそんな真鍋の頭をなでて。
「ごめんなさい…俺、こんな乱暴な…」
「ふふ、あたしは…真鍋だけよ?」
「ほんと…ですか?信じていいですか…」
あたしはクスッと笑ってこう言う。
「真鍋…やっぱりあなたはわかってないわ」
「え…?」
「あなたのこういう独占欲、あたしにとってはとても気持ちいいのに」
あたしは真鍋に軽くキスをして、
「もっとしてって思っちゃうくらい」
と言ってクスッ…と笑った。