幸せな子守歌の様に-6
「さぁて、スッキリした所でもう一回しますか!」
と言いながら、ゴロンと私を組み敷く。
「え、シャワーは…」
「後で一緒に入ろ」
「えぇ〜っ」
「苦情等は受け付けませんので悪しからず」
悠が言いながら私の体に桜色のマークをつけていく。
また体が熱を纏い出す。
ま、いいか。
私も、もっともっと悠と愛し合いたい。この幸せな時間を大切にしたい。
眠りについたのはもう空が明るみ始めてからだった。
おでこにかかる悠の寝息が、まるで子守歌の様に、私を眠りに誘う。
今度は愛しい人の腕の中で。
幸せな幸せな夢を見る。
いつまでも、こんな時間が続いて欲しいと願いながら――。