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業火
【兄妹相姦 官能小説】

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業火-3

ー第1章ー
目覚め

自宅に帰り着いた二人。だが、会話は無い。瑠美に至ってはうつ向いたまま黙っていた。先ほどまでの出来事が余りにインパクトが強く頭から離れなのか。

「瑠美。風呂入るか?」

翔太が訊いた。が、瑠美は答えない。今度は少し声を大きくする。

「瑠美!」

「…!な、何?」

「風呂入るか?」

「ん…後でいい」

「そうか…じゃあオレ、先に入るか」

そう言って翔太はバス・ルームに向かった。瑠美はリビングでテレビをつけた。だが、その映った画像を見てはいなかった。

(私も大人になったら、あんな事するのかなぁ…)

そう思いながら右手の指が股間を撫でる。

(確か…ここを舐めてたよね…)

指が服越しに自身の性器を触れた。途端に脳天まで突き抜ける快感が、身体を走った。

「ダメ…こんな…」

言葉とは裏腹に指の動きは速くなった。

「く…うぅ…」

兄の翔太は身体を洗いながら自慰にふけっていた。憤り勃った自身のモノを石鹸でぬめった両手でシゴく。頭の中は先ほどまでの映像を反芻していた。

「くっ…ん…うぅ…」

翔太の手が亀頭を刺激する。手の動きが自然と速くなる。

「はあぁ…ああ!」

亀頭が反発するように硬く大きくなったかと思うと、先端から勢い良く白い液がバス・ルームにほとばしった。

バス・ルームを洗い流し風呂からあがると、瑠美を呼んだが返事が無い。

タオルで水滴を拭きながらリビングに入ろうとした時、扉のガラス越しに瑠美の姿が見えた。

「瑠美。オレ上がったから…」

翔太がそう言い掛けた時、瑠美の声が漏れてきた。

「うぅん…んん…ん…」

ガラス越しに見える瑠美は脚を堅く閉じて指で股間を撫でている。
翔太は先ほどまでの事を思い出していた。

「あん、あん、あん…ぅん」

指の動きが速くなる。翔太は覗きながら再び自身のモノが硬くなるのを覚えた。

「うんん!…あぁ…」

声と同時に瑠美の腰が浮き上がり、動きが止まったかと思うとパタッと脱力したように床に落ちた。
それを見た翔太は足音を立てないようにゆっくりと後ずさりすると、さも今バス・ルームから出て来たように派手に音を立ててリビングに行くと、《オマエ入れよ》と言って自室へと向かった。


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