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ミュージカルボーイズガールズ
【コメディ 恋愛小説】

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ミュージカルボーイズガールズ第2小節-4

「さぁ部活行こっと……」「つっこみもあらへんのんかい!それに部活なら来てるやんか?まさか若年性更年期障害なんか!?
「…………いまの問いに全て答えてやろう」

もぅいい加減に疲れたしな……

「まずつっこみするのも疲れたし、オレが行く部活はここじゃなくてテニス部だしかもまだ入部届けすら書いてないしな。その結果オレは若年性更年期障害なんかじゃない。以上、何か質問は?」
「あぁ…入部届けなら書いといたで?」
………………………………………………………………「はっ?」
「せやから入部届けなら書いといたッていうとんねん」

なっなっなっ…

「なんだとぉ!!!!!!いつだ!?いつのまに書いたんだ!!!」
「クロスケが寝とる間や♪」
してやったぜみたいな顔しやがって……

「……取りに行ってくる」「無駄やな、誰が出したと思ってんねん♪」

先程もいった通りコイツはなぜか先生たちからの厚い信頼を得てる。授業中延々と寝てるオレが華乃に勝手に入部届けを書かれて提出された。なんて言ったところでギンとオレとじゃ信用度は天と地ほどちがう。つまり、先生にそれを言ったところで逆に生活態度を指摘されて説教をくらいウヤムヤにされてしまう可能性が出てくる。これ全てが計算の内ならコイツはそーとーの切者だ…

「理解出来たか?♪」
ギンが笑いながらオレに問掛ける
「あぁ、わかったよ」

まぁ入部届けが出されただけだ。ようは部活にこなけりゃいいんだからな。

「よし、なら放課後毎日迎えいかせるわ♪ツバサちゃんにな♪」

エッ?

「なっ!なっなんでボクなの!?ももとか雪ノンだっているじゃん!!ッていうか銀次くん同じクラスじゃん!?」
「わいにコイツは抑えられへんねん♪せやからツバサちゃん、よろしくな♪」
「ということだツバサ、部長命令は絶対だからな、まぁがんばれよ♪♪」
「がっ頑張ってねツバサちゃん…」
「うっ裏切りものぉ!!!!!!!」

「ていうか迎えくるとか、これじゃ逃げらんねぇじゃんかよ…」

ギンが強引に連れていこうというものなら殴って逃げればいい話しだが、女の子の場合はちょっとなぁ……


かくしてオレの軽音楽部入部が決定した………



ありえねぇっつぅの!!!!!!!!!!!!!

続く♪

冬「続くのかよ…」
ギ「当たり前やろ」
秋「オレの出番はなしですか……」
冬・ギ「あっ…」


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