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秘書の恋
【OL/お姉さん 官能小説】

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後輩との秘め事…2-1

あの日以来。
全く話してない。
真鍋隆(まなべたかし)とこの秘書課で交わったあの日から…

今日も2人で残業。
松本梨絵(まつもとりえ)はなるべく真鍋を見ないように仕事をする。
…早く仕事終わらせたいな…
そうぼんやり考えていると自分が飲んでいたコーヒーがスカートに落ちて小さなシミになっていることに、あたしは気づいた。
「…もう」
ため息をついてあたしはトイレへと向かった。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
「よかった、小さなシミで」
手を洗いながらあたしは呟く。
顔を上げ、鏡を見ると鏡には真鍋の姿が映っていた。
「ここ女子トイレっ…」
あたしが振り向いた瞬間、真鍋はあたしを個室へと押し込んだ。
「真鍋…何する気…」
真鍋は無表情だった。
「人が来たら…」
「来ませんよ。
何なら鍵かけときますか」
真鍋はカチャン、と鍵を横にずらす。
真鍋はあたしの胸にゆっくりと触れた。
「真鍋…」
「怖いですか?」
真鍋はあたしのシャツのボタンを外すとブラのカップを少しずらし、胸の膨らみにある黒ずんだ部分を指で弾く。
「もう、止められないですよ。あの時の…あなたが悪い」
「んっ…」
唇をふさぎながら、胸を力強く揉む。
強引な触り方。
でも、それが何だか心地いい気がするのはどうしてだろう。
あたしは、誰かにこうやってずっと必要とされたかったから?
「こんなやらしい体してるから…俺はいっつも見ちゃうんですよ」
「そんなっ…あっ」
「他の男だって、きっとそんな目で見てます」
真鍋はあたしの胸からだんだんと手を下へと滑らす。
スカートの上から太ももの感触を楽しんでいるらしい。
そしてスカートの中を探り出す。
「んっ…」
あたしは恥ずかしくて声を押し殺すのに、丁寧に太ももを撫でる真鍋の手。
あたしは癖なのか、こういう時いつも左手の薬指の先っぽをきゅっと噛んでしまう。
そんなあたしに耳元で「やらしい…」と真鍋がささやく。
そのうち太ももを撫でる手はストッキングの中へと入り込んで。
愛撫されながら、下着が体液で汚れていく…
…左薬指が痛い。
下着の上を撫でる指が下着をずらし直接それに触れた。
「んん!」
左薬指に激しい痛み。
真鍋の指はあたしのクレバスをなぞり、あたしが反応するのを真鍋はじっと見ていた。
「…見ないで…」
はぁはぁとあたしは息を漏らしながら言う。
こんなにじっくりと見られるセックスは初めてかもしれない。
恥ずかしすぎる。
社長は…『あたし』を全く見てくれなかったと思う。
きっとあたしを抱きながら他のことを考えてた…と。
「うぅ!」
そんなことを考えていると指が無理矢理それの中に侵入してきた。


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