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特進クラスの期末考査 『淫らな実験をレポートせよ』
【学園物 官能小説】

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特進クラスの期末考査 『淫らな実験をレポートせよ』act.5-4

「触ってもいい?」

抱擁を緩めながら、瀬田の手が遠慮がちに小高い丘に到達した。
やわやわと背中を撫でる手を滑らせ、初めて女の柔らかさを掌に感じる。ぐにゃりと指先が埋まる程柔らかく、しっとりとした肌が掌に吸い付く様だ。

「どうすればいい?」

瀬田はこれ以上無い程に赤らめた顔で弥生に尋ねた。
興奮、羞恥、感動や歓喜で瀬田は沸騰寸前だ。上半身はTシャツ一枚、下半身は制服のズボンと言う格好だが、瀬田の背中は湯気を出す程体温が上がっていた。

「したいように……して?」

弥生が頬を赤らめて言う。その顔は十以上年下の生徒に向ける百戦錬磨の女の顔ではなく、まるで初めて体を重ねる少女の様な不安と緊張と喜びで紅くなった顔だった。

「先生……」

ブラジャーのホックを少し乱暴に外した瀬田は、締め付けから開放された柔らかな果実に顔をうずめた。
瀬田の掌がサイドから滑り込み、両方の手で持ち上げる様に果実を包んだ。それは少し汗ばみ、適度な柔らかさと張りを含んだ極上の果実だ。
始めこそおっかなびっくりで触れていたものの、自分の掌で踊る果実や、アクションを起こす度に切ない溜め息を漏らす弥生を見て、燃え上がる興奮を押さえきれず縦横無尽に手を動かした。

「っぁ……んぅぅ…」

切なさの溜め息は尽きる事無く唇からこぼれ落ちる。
瀬田の唇が果実の頂点を捕らえた時には、既に弥生は左右の膝頭を擦り合わせていたのだが、悲しきかな今の瀬田には気付く余裕さえなかった。

ちゅる、っちゅ…くちゅ…っちゅる……

唾液が甘い水音を産んでいく。
唇同士の触れ合いが舌同士の絡め合いになり、弥生の舌が反応出来なくなる頃には唇や顎に唾液が流れていた。それを舌ですくいながら、今度は首筋にキスの雨を降らせる。時には舌で毛繕いをする様に舐め上げ、ビクビクと首筋が反応する様を面白がりながら攻撃の手を止めない。

「も…そこばっか……」

白い腹を波立たせながら弥生は快感に堪えていた。器用な瀬田の攻撃――手は果実を揉みながら口で首筋を可愛がる行為――に今すぐ臍の下、ワインレッドのショーツに隠された部分に触れて欲しいのを我慢していたのだ。

「和馬…っぁ…」

手の甲で唇を隠しながら、自分の胸ばかりを執拗に舌で愛撫する瀬田に、弥生は降参の意味を含んだ声で名前を呼んだ。
唇はそのままで上目遣いの瀬田がこちらを見る。潤んだ瞳で弥生は、ね?ね?と合図を送ったのだが、ハジメテの瀬田には容易に意味を汲み取る事が出来ない。
唇がむずむずと動く様子を見た瀬田は、キスの催促かと適当に当たりを付けて、手の甲の下に隠れている唾液によって光る唇を荒々しく塞いだ。

「ふぅ……んぅっ……っぁあっ…」

こぼれ落ちる甘い声と唾液を瀬田の少し固い舌ですくい取る。唾液も甘いな、と瀬田は目を閉じながら思った。
ドクドクと脈打つ雄芯が衣服を押し上げる。重なり合っているから、否応無く弥生にもソレが伝わっているだろう。
居心地の悪さを感じながら、瀬田は注意深く身体をずらした。だが、白魚の様な手が思いも寄らずに絡み付いてきた。


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