Liebes schmerz-7 でも‥ あたしにだって‥‥ 譲れないモノくらあるんだから‥‥。 土曜日ののどかな休日。 彼女はドアを開けて出てきた。 何気ない普通のしぐさもあたしとはまるで違う。 あたしは震える手を握って目を閉じた。 一息ついて目を開いて彼女に告げた。 「あたしも‥‥‥‥奏人が好きなの。」 彼女の目があたしを捉えた。 ―続―