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Students 4th
【学園物 官能小説】

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Students 4th one.-1

幼少部から高等部までの全寮制エスカレーター式私立、凰宝学院。スポーツ科と普通科[高等部からは普通科と特進科]に二分され、文武それぞれで有名な学校である。中等部からは2割程外部から生徒を募集するが、ほとんどが幼い頃から学院で育った者ばかりだ。
朱川紅も幼少部から此処で育った生徒の一人である。中等部普通科3年、今まで一度も満点首席の座を揺るがせたことがない。学院内で有名な少女グループの一人だ。
「ナチ。今日は何時に終わる?」
隣に座っているまっすぐストレートヘアのオレンジ髪で猫目の友枝ナチに話し掛ける。
「今日は…、バレー部の校内練習試合に参加しちゃうから6時半くらいには終わるよ。」
ナチは普通科だがスポーツ科顔負けの運動神経の良さを持つ。
「じゃあ化学室にいるから」
「OK。また後でね」
紅はナチと別れ教室を出る。紅は化学部に所属している。基本的に学校で行なう勉強はどれも凹凸なくこなすのだが、薬品を扱うのが大好きなのである。理系知識なら高校生にも劣らない程の力がある。

コンコン。

彼女が扉を叩いた。ドアは「化学準備室」、化学室の隣の小さな化学科教員室だ。
「失礼します…」
中には二つ机があって、左側の机の方に一人、男がいた。
「どうしたァ?お前が相談なんて言うからドキドキしてんぞ。」
白衣を来た化学教師、兼紅の恋人の檜山壱である。
「…ナチのコトなの」
少し口元を緩ませ、答える。目の色に光がない。
「…どうした。」
ゆっくり紅が近づいて、目の前に来た瞬間すぐに抱き締める。座っているので顔は丁度胸のところに埋まる位置にある。紅の顔を俯かせ、深く口付ける。
「ん…はぁ…んっ」
壱の手は既にブレザーを脱がし、ブラウスの下からその豊満な胸を揉みしだいていた。
「わ…わたしっ…高等部、…んっ…特進に行けるわ…」
愛撫の甘い刺激を受けながら、紅が相談を始める。
「だろうな。」
壱がブラをずらし、ツンと立った乳首を甘噛みする。
「ぁっ…、ナチ今私に嘘付いて勉強してるの…っ、私を…特進に行かせるためによ」
紅は壱の肩に顔を埋める。自然に壱の唇が紅の首筋を這う。
「よかったじゃないの。愛しのナチちゃんがそこまで尽くしてくれて」
「ゃっ…ぁあっ」
耳が性感帯の紅に、直で息を吹き掛けたために紅は悶えた。壱の左手が太股の付け根に侵入する。濡れたソコに指を立てた。
「んんっ……はぁ…っ、わたし…普通科で良いの…よ、ナチがいないのなら意味が…あっ…な…ぃっ」
二本の指が紅の中をはい回っている。
「それ俺に言われてもなァ…」
「はぁっ…んんっ」
指が一本増えた。
「んっ…だっ…だから、嫌なのっ…私が…」
「寂しがり。」
―ぐぃっ
「ぁあっ…んっ!」
突然、壱が紅の敏感なトコを突いてきた。紅の愛液は壱のズボンの染みを大きくし続けている。
「っ…入れるぞ」
耐え兼ねた壱のモノが痛々しい程に大きくなっていた。紅が壱の耳もとで囁く。
「…お願い、激しく…して」
紅が激しくして欲しい時はいつも、悩み過ぎてネガティブになっている時である。壱はそれをわかっているので紅に応える。一気に紅を貫いた。
「……ッ!!」

ぐちゅぐちゅ音を立てながら壱のモノが紅の中で淫らに泳ぐ。
「お前も腰使えよ」
首筋を舌でなぞりながら壱が言う。両手は乳首を摘み挙げている。
「ふっ…ぅっ…ああっ!!」
紅が腰を動かす余裕もない程に壱の力が紅を上下に揺さ振る。紅の中はかなりきつく締め上げ始める。
壱は揺らすのを弱めた。
「まだイかせない」
壱は紅を貫いたまま椅子から立ち上がる。
「…?」
そのまま化学室に繋がるドアの直ぐ近い壁に紅の背中を押しつけた。
「ぁっ…」
壁冷たさが紅の背中を刺激する。壱は紅の両足を持ち上げたまま力任せに腰を揺らした。
「ぁあああっ…んっ!やぁっ」
足を持ち上げられているので壱の入ってくる力加減が紅には出来ない。壁に思い切り打ち付けられる様に激しく押される。その刺激の強さに、壱の背中に爪を立てた。
「ゃっあっ!あぁっん…はんっ…ィ…イきそっ…」
「はっ…紅ぃ…まだだぜっ…はぁっ」
紅の全体重を支えながらの激しく動く運動に壱の息も荒れている。わざと耳たぶを唇で挟み、そう言うと一端動きを止めた。


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