投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

『マニラバ!』
【学園物 恋愛小説】

『マニラバ!』の最初へ 『マニラバ!』 6 『マニラバ!』 8 『マニラバ!』の最後へ

『マニラバ!‐3』-2

「藤堂先輩戻って来たんスねぇ‥」
「舞ちゃん久しぶり!会いたかったよ〜」
と、舞の肩に手を回してくる。それを見て周りにいた生徒達はざわめく‥
「うぎゃあっもう!離れてくださいっ」
あ〜 またコレが始まるのか‥

「合宿大変だったけど、はやく舞ちゃんに会いたかったから頑張っちゃったよ」
はいはい‥ほんとにこの人が、学校一人気あるのかな。

「明日舞ちゃん何にでるの?応援するよ〜」
おっ。そうだった!明日は体育祭っ
あたしはリレー等など、結構いっぱい出場する。そして活躍する!楽しみだなぁ。



――キュッ‥
朝、あたしは髪を高い位置で一つにまとめる。
よしっ気合い入った!
ちょっと前髪伸びたかな?

「おはよ〜!茜ちん!」
「おっ舞、気合い入ってんね〜」
そんな茜ちんは、汗かくから体育祭なんてやだって言ってる。
「あっそうだ!前髪切って!」
短くなりすぎた前髪も、いまでは結構気に入ってたりする。


――‥バンッ!バンッ!
始まりの合図。空に花火がこだまする‥。
――おぉっ始まったぁ!

あたしの最初の出番は障害物競走!!
もう、こんなの大得意よ!

――結果はもちろん一位でゴール!!
「茜ち〜ん!見てた?」
「うん!かっこよかったよ〜‥ったく、舞運動神経いいのに部活は入ってないのがすごいよね」
「あたしが団体行動向いてると思う?練習とか大嫌いだし‥」
たしかに、と茜は笑ってる。

「あっリョウだ!‥リョウ100メートル?頑張れ〜!!」
遠くにいるリョウは舞達に∨サインを出した。


「応援しに行こっか」
リョウは100メートルにでる。1年から3年まで混ざって走る。

あっ次の組かな。
――きゃーっ!藤堂先輩!
――光先輩頑張って!!
えっいきなり黄色い声‥

「わぁお。リョウ対藤堂先輩かぁ!これはおもしろいぞ。」
と、茜。

どうやら藤堂先輩もリョウと同じ組で走るらしい。
‥にしても、すごい声援。やっぱ人気あるんだ〜


バンッ!
――あっスタートした。
あれっリョウ出遅れた?
わっ えっ!はやっ!!


『マニラバ!』の最初へ 『マニラバ!』 6 『マニラバ!』 8 『マニラバ!』の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前