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囚われ
【学園物 官能小説】

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囚われ-2

「…そろそろ…入れるよ…」
「…うん」
早希は荒く息をしながら、足を開いた。
健治は十分に濡れた早希の陰部に自分を沈めていく。
「あッ…はんッ…んッ」色気のある声を聞きながら、健治は腰を動かす。
―ポタッ
早希の顔に暖かい雫が落ちた。早希はびっくりして、閉じていた目を開いた。
「健治?!どうしたの?!何で泣いて…」
「…ンッ…ゴメン…」
健治の瞳からは涙が溢れていた。
「早希…ゴメンな…本当に…ゴメン…」
涙は次から次へと健治の頬を濡らしていく。
「俺は…早希に…ヒドイ事いっぱいした…。早希を無理矢理抱いて…今もまだ抱こうとした…。俺…最悪だ…」
健治は思ってる事を全部早希に話した。
「ゴメンな…スキでもナイ俺に…抱かれて…苦しかったよな…つらかったよな…」
健治は早希を抱き締めた。
「でも…俺は…俺は…」
「…」
早希が健治の涙を唇で受けとめた。
「…それでいつも泣いてたんだ…。」
健治は早希を見た。
「…もう苦しまなくてイイんだよ…」
早希は笑顔でそう言った。
「…スキなの…健治。わたしも…健治がスキなんだよ」
早希が微笑んで、健治を抱き締めた返した。
「そりゃぁ…押し倒された時はビックリしたケド健治だから…嬉しかったんだ。」
健治は夢を見てる気分になった。
「…嘘だ…」
「嘘じゃナイょ、健治」
「…」
健治はまた涙が出た。
「健治…?」
早希が心配そうに健治を覗き込む。
「…幸せだ…」
健治が泣きながら笑った。早希も笑った。
「…ねェ。健治ッ…続きしよ?」
早希は健治にキスをした。
「わたしの中で気持ち良くなって…」
「早希…」

健治は早希と長いキスをした。
「なんか…恥ずかしいな…」
健治が照れ臭そうに言った。
「うん…。カレカノになって初めてだから…じゃナイ?」
「あ…そうか…」
照れながら嬉しそうに笑う健治を、早希はとても愛しく思った。
「大好きッ」
「んんッ俺もッ」
そしてまたキスを交わした。

「ふッゥ…んッぁぁッ…」
健治の与える快感に、早希は体をよじる。
「…イイの?早希…」
早希の陰部にある突起を舌で転がしながら、健治が尋ねる。
「んッ…すごく…イイッけどッ…ぁんッ」
「…ケド…?何?」
健治が舌を止める。
「あ…止めないでッ」
早希が甘えた声で頼んだので、健治は早希の愛撫を再び始めた。
「で…?何?」
「うんッ…気持ちイイんだケド…あッ…舌だけじゃッ嫌なのッ…きて、健治ィ…」
「俺もッ…限界だッ…」
健治の物もはち切れんばかりに反り立っていた。
健治は早希の腰の下に枕を敷き、反りたった物を一気に沈めた。

「あッ…んッ…ぁぁッ…ヒッ…変になっちゃうぅッ…」
「くッ…俺もッ…早希の中すごくッイイッょ」
健治は激しく腰を動かした。
「さッき…俺もぅ…」
「ふゥッ…健治ッ…」
「ああッ…」 

「…んッ…今何時だ…」
健治は時計を探した。
「…今?…7…ん?7時ちょっと前だょ」
ソコには健治の愛しい人がいた。
「おはよう、健治」
早希は微笑んで言った。
「…おはよう、早希ッ」
幸せ過ぎて、自然と涙が出た。



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