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ある淫魔のライフスタイル〜深紅の魔女ミーティ〜
【ファンタジー 官能小説】

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ある淫魔のライフスタイル〜堕ちた女魔族ヴァネッサ〜-16

一体何度イったのだろうか。汗、涙、唾液、愛液、腸液……あらゆる体液を垂れ流し、ヴァネッサは悶え続けていた。

「あふぅっ!あっ、ひぃ!はっ、あぁんっ!」

身も心も快楽に支配され、触手の動きに合わせて自ら腰をくねらせる。

「クックックッ……さっきまで処女だったというのにそんなに腰を振って……とんでもない淫乱だな。」

触手が罵声を浴びせかける。しかし今のヴァネッサにはそれすらも心地良い。

「そろそろ俺の精を馳走してやろう。」

一層触手の動きが激しくなる。ヴァネッサの体内で荒々しく蠢き、肉壁をえぐる。

「んはぁっ!あっ、くぅんっ!ダメェ!またイっちゃうぅっ!!」

「俺もイクぞ!たっぷり味わえ!!」

「イっ、イックぅ〜〜っっ!!」

ドビュウッ!ビュルッ!ビュク、ビュクッ!ブビュッ!

全ての触手から一斉に白い粘液が発射された。ヴァネッサの体内に溢れ出さんばかりの量を注ぎ込む。全身を白く染め上げる。

ズルッ……ドサッ!

触手から解放されたヴァネッサは床に落ち、そのまま倒れ伏した。

「……ぁ…は……ぅ……」

前進余すところなく精に汚され、肉壺とアナルからは大量の精がゴボゴボと音を立てて逆流してきている。目に光はなく、まさに精も根も尽き果てたという様相だ。

「これに懲りたら二度とジェイド様に逆らおうなどとは考えないことだ。分かったな?」

触手の声にヴァネッサの瞳にわずかに光が戻った。

「何だその目は……?まさかまだ逆らう気か……?」

ヴァネッサは問いには答えず、ただ熱っぽい視線で触手を見つめた。



「これって……どういうこと?」

翌朝、ヴァネッサの『魅了』から解放されたミーティは目の前の状況を掴めず、困惑していた。

「ねぇジェイド、説明してよ。」

「はぁ……それが僕にも予想外の展開でして……」

ジェイドに説明を求めるが、ジェイドも良く分からないという顔をしている。二人の視線の先にあるのはミーティの知らない男に抱きつくヴァネッサの姿だ。困惑気味の青年に対し、ヴァネッサは幸せそうな顔をしている。

「あの男は誰なの?」

ミーティが青年を指差して尋ねた。

「あぁ、彼は僕の眷属でヒュドラって言うんですけど。」

ヒュドラと呼ばれた青年の正体はヴァネッサを嬲ったあの触手だ。人型をとったヒュドラは褐色の肌に黒髪の大柄な青年だ。
触手のときのサディスティックな線からすると以外に爽やかな顔立ちをしている。しかし今は渋い表情を浮かべている。

「ねぇ、ヒュドラ……私、アナタのこと気に入ったの……だから…ね……」

ベッタリと抱き付き、求愛し続けるヴァネッサにヒュドラは困り果てていた。


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