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貴方の妻にしてください
【熟女/人妻 官能小説】

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貴方の妻にしてください2-6

徹は小さな背中の後ろから抱きしめるように腕を回し
右手を友紀の左胸に、左手を右胸に交差させて手のひらに納めた。

確かに手の中に納まるサイズだが弾力も柔らかさもとても心地よかった。
徹は友紀を抱きしめたまましばらく動かなかった。
「・・・?どうしたの?」じっと抱きしめ続ける徹に友紀は話しかけた。
「はじめてだ・・・」ぽつりと徹が言った。
「裸の女に触れて愛おしいと感じたのは友紀ちゃんが初めてだ」
「うん・・・。うれしい。友紀は徹さんの妻だもの愛おしいと思ってくれて
愛されてうれしい」

そのあと徹は友紀にせがまれて背中だけでなく全身を洗うはめになり髪までも洗わされた。
しかしそれは本当に楽しいひと時で、ただ、やはりエロスというよりじゃれ合うようなひと時だった。

湯上りのドライヤーまで徹にしてもらって温まった友紀は徹と自分のためにコーラをコップについでリビングのソファに腰掛けた。
冷たいコーラを一気飲みしてゲップを出す。
「下品な嫁さんだな〜」と徹が笑いながら近づき、友紀からコーラを受け取ると、自分も一気飲みしてゲップを出した。
「似たもの夫婦だね」友紀が言うと徹も優しい笑顔を見せた。

「徹さん、キスして」
「えっ・・・」徹が少しひるんだ。
「私のこと、嫌い?」まっすぐ徹をみつめて友紀は言った。
「好きだよ」
徹の眼差しも真剣になっている。
出逢って間もない目の前の女を心から愛おしく感じている自分の気持ちが、迷いもなく即答させた。
「私も好き、大好き」大きな瞳は徹の視線もそらさせない。

徹はだまって友紀を抱き寄せると唇を合わせた。
ただ、重ねただけで長い時間そうしていた。
何かを確かめるように、何かを感じ取るように。

友紀はただ徹のするように受身でいる。
重ねているだけの唇もじっとそのままで徹に任せていた。
やがて徹は重ねた唇を軽くつけたり離したりして感触を味わうように繰り返し、またしばらく繰り返して慣れてきた頃に今度は唇で友紀の唇をついばむように、軽く咥えては離し、そして舌で友紀の唇の表面をなぞったり、、、とても時間をかけて唇だけを愛した。

友紀はそれでも自分から唇を開くでもなく舌を出すでもなくただただ徹のしたいように受身に身を置いていた。
本当に長い時間を費やしたが徹は友紀の唇から離れると友紀をみつめて
「抱いても、いいかな 君を抱きたい」
と言った。
友紀はまた、ただうなづいて静かに目を閉じた。

ベッドに身を移した二人はまた静かにゆっくりと
心で会話をするように時々視線だけ合わせた。

十分に唇を味わった徹はまだ舌をねじ込むこともせずその口づけを首筋に、鎖骨のくぼみに、肩に優しく這わせて愛おしむ愛撫をまた、長く長く続けた。
乳首を唇で挟まれたとき、友紀はビクッとしたが徹は目を閉じたまま友紀の全身の感触を唇だけで慈しんでいた。
友紀もまたじっと目を閉じて、徹の愛撫を受けている。

徹の手が友紀の蜜部に触れたとき、そこは十分に潤っていた。
最初に無理やりねじ込もうとした時は何の潤いもなく
それが、汚れない乙女のしるしのように、あの時の徹を満足させたのだった。
だが、今は熟した女のしるしを溢れさせている。
ぬるっと、抵抗なく徹の指を迎え入れた。

「嫌いに・・・ならないで」

小さく友紀が言った。


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