投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

=《蒼閃機甲バルトーク》=
【学園物 恋愛小説】

=《蒼閃機甲バルトーク》=の最初へ =《蒼閃機甲バルトーク》= 61 =《蒼閃機甲バルトーク》= 63 =《蒼閃機甲バルトーク》=の最後へ

=《蒼閃機甲バルトーク》= 〜第弐斬「すれ違う告白」〜-36

『背中にある。取れ。』
「あ、うん。」

背中の両側にパーツがある。
それを両方とも取った。
刀を二つに割ったようなパーツだ。

『そこに刀を挟め。』
「あ、こうか!」

片側に刀を入れ、もう一つで挟む。
ドデカい刀が形成された。
さらに、両肩からパーツがとれ、柄の部分となる。

『それが"雷斬刀"だ。』
「雷………斬…刀。」

バルトークの身の丈程ある刀だ。柄の部分より、刃の方が幅が広い。

『いけ!』
「うん!」

急速落下。
サイシルド雌に向かっていく。

「キシャァッ!!」

両腕で防御体勢。
だが………………





斬ッ!!




我流・流・星・斬ッ!!




盾状の外骨格ごと、片腕を断ち斬った。

「き………斬れた。」
『まだだ!』
「!?」

サイシルド雌がもう片側の鎌を振っている。

「っ!」


キンッ


これを雷斬刀で抑え、弾き返す。

「うわぁぁぁっ!!」


斬ッ!


サイシルド雌の腕が、飛んだ。
さらに、

「もう一撃っ!」

両腕のなくなったサイシルド雌の肩筋から袈裟斬り。

「キシャァァァッ!!」

思わずサイシルド雌が後ずさる。
斬られた跡から黄色い血が噴出していた。


=《蒼閃機甲バルトーク》=の最初へ =《蒼閃機甲バルトーク》= 61 =《蒼閃機甲バルトーク》= 63 =《蒼閃機甲バルトーク》=の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前