ある淫魔のライフスタイル〜深紅の魔女ミーティ〜-10
10話
「ん……はぁっ!す…すごいよぉ……あんっ!こん、な
の……初めてなのぉ……ひゃあぁんっ!」
「ミーティさんも…すごいですよ……中……熱くて…トロトロで……すごく気持ち良い……」
二人ともすでに限界が近い。互いの手を重ね、ギュッと握り合う。二人の呼吸が重なる。感覚が一つに溶け合っていく。二人の意識が完全にシンクロし、ジェイドの快感はミーティの快感となり、ミーティの快感はジェイドの快感となる。通常よりはるかに強い快感が二人の体を襲う。
「ああぁぁっ!!わた、し…も、う……ダメェッ!!イっちゃいそうぅっ!!」
「僕も……も…ダメです……で、出ますっ!!」
二人が同時に絶頂に達した。
ドクゥッ!ドクッ!ドプッ!ビュクッ!
「〜〜〜〜っっ!!」
声なき二人の絶叫。二人の全身を快楽の電流が駆け巡る。肉棒は肉壺の中で何度も脈打ち、精液を吐き出し、そして肉壺は艶かしく蠢き、精液を搾り取った。
「はあぁぁ……すご……いっぱい出てるぅ……」
ミーティは恍惚の表情を浮かべながら膣内に出された精液を飲み干していく。ジェイドも最後の一滴まで残らずミーティの中に注ぎ込む。
全てを受けきったミーティがジェイドの耳元に口を近付け、囁いた。
「こんなに気持ちよかったの…初めて……」
それを聞いてジェイドも満足そうに微笑む。
「でも……」
でもと聞いてジェイでの表情から微笑が消えた。何か不満でもあったのかと不安になる。
「これじゃもう普通のセックスじゃ満足できそうもないね……だから……責任とってね……」
そう告げるとミーティはジェイドの胸に顔を埋め、すぐに眠りについてしまった。
責任とってという言葉に驚きの表情を浮かべていたジェイドだったが、やがてクスリと笑うとミーティの紅い髪をそっと撫で、自らも眠りに落ちていった。