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doll
【同性愛♀ 官能小説】

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doll T-3

『んふぅ!?』
 敏感になっていたそこへの刺激は身体に電撃が走るように伝わっていった。
『んっぷはっ。智花さっきから湊にばっかり喘いでる。そんなに気持ちいいんですか?じゃあ、あたしの舌でもっとよくしてあげるね。』
 裕奈は智花の服を捲り上げる。智花の細身な裸体が顕になった。
『んっ。智花可愛い。大きくなっても、身体はちっちゃいまんまの智花なんだ。』
『ちょっ!?裕奈。あたし少しは背だって伸びたんだから』
 智花は気にしていた背の事を指摘され、むきになった。裕奈はそんな智花に構わず、舌を首筋から伝い鎖骨まで愛撫する。
『むきになる智花も可愛い。でも、いつまでそうしといられるのかな?』
『やっやだ。あたし、そこ弱いの』
 鎖骨を滑る舌の動きに耐えかね、智花は身をくねらせる。頬はすっかり上気し、忙しく吐く呼気も熱い。
 体中に汗がしっとりとまとわり付き、下着の下まで透けて見える。
『智花ったらこんなに下着汚しちゃって、もう下着の意味なんてなくなっちゃうね。』
『ああ!?湊。だめだってば』
 意味が無いことを知りながらも智花はあらがいの声をあげる。それは着実に快楽に飲まれつつある自分を否定しているようだった。
 湊は智花の下着を下ろし、指に愛液を絡めていく。仰向けに倒された智花にはその様子が見えない。それでも湊の指が確実に自分の性感帯を敏感にさせていることを智花は感じていた。
『あっ。うっ。やだぁ。声でちゃう。』

 二人の愛撫に智子は体中敏感になっていく。、ほのかに肌は朱に染まり、うっすらと汗が滑る。
『あはっ。智花いい匂い。顔を真っ赤にして可愛いよ。もっと恥じらいながら可愛い声で鳴いていいよ』
 裕奈は智花の今だに幼い胸の膨らみに吸い付く。赤ん坊のように必死になって吸い付くその姿は本当に智花の喘ぎ声を求めているかのようだった。
 湊は智花の大陰唇を直接舐める。興奮して厚くなったそれは湊の舌のちょっとした動きでさえも感じていた。

『あっ。だめだってば。止まらない。二人とも愛液見ないで。これ以上はあたし、本当におかしくなっちゃうから。』
 力を入れても愛液は止まらない。それどころか量が増しているような気がした。

 湊は愛液で顔を汚すのをまったく気にせずに舌を膣前庭で転がす。
 全身を駆け抜けるような快感に智花は理性を失う。
『あっ。いや。イク。あたしイっちゃう』

『いいよ。イッて。あたしと湊で気持ちよくなって。大好きな智花の可愛い声をあたしだけに聴かせて』

『っんぅ。もう限界。きちゃう。だめ。きちゃっっ。はあああ!?』

 腰が浮き反った格好のまま智花は絶頂を迎えた。


 一室の中濡れた三人の少女の息がとぎれとぎれに聞こえていた。
『はぁ。はぁ。イッチャた。』
 智花の焦点は未だあっていない。状況を把握する迄にしばらくの時間を必要としていた。汗や愛液や唾液の匂いが鼻孔をくすぐった。
『可愛いかったよ。智花』
 虚ろな様子の智花の耳元に裕奈が満足気な様子で囁く。
『馬鹿。せっかく裕奈がつくった料理冷めちゃったじゃない。』

 智花が思い出したように言う。
『ああ!?ごめん。すぐ温めなおしてくるから。』
 裕奈はすっかり忘れていたようで気まずそうに電子レンジに料理をあたために行った。

『もう、裕奈は本当に智花の事になると可愛いくらいに必死になるんだから。』
 裕奈の背中を見送りながら湊は智花に話す。
『楽しい休みになりそうね。智花』

『もう、勘弁して』
 冗談か本気か判断のつきかねる湊の発言に智花は落胆のため息をつく。
 三人の共同生活は始まったばかり。智花の悩みの種は尽きないようだ。


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