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『STRIKE!!』
【スポーツ 官能小説】

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『SWING UP!!』(第1話〜第6話)-269

 ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅっ! ぐちゅるっ! ぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃっっ!

「ひぃっ! んひぃっ! んぅっ! あぅっ! あぁぅっ! んぅっ! んんんぅぅぅぅ!!」
 三浅一深の法則を辛うじて守りながら、晶の体を貫き続ける亮。一度、精を放出している彼には装填から発射に至るまでの時間に、若干の余裕がある。
「あ、あっ……! あうっ! あっ、も、もうっ……! もう、だめっ……!!」
 しかし、晶はもう限界を超えていた。抑えの利かない絶頂の波が、体の中で膨張を始めて、いつ弾けてもおかしくない状態なのである。

 がくがくがくっ!

「ひっ、ひぅっ! も、もうっ! い、いうあっ!!」
 それでも、例のごとく彼女は我慢しようとする。まだまだ快楽をその身に呼び込もうとする貪欲な姿勢の表れなのか、四肢に力を入れて、歯を食いしばって、晶は弾けそうになる波を押さえにかかっていた。
「いいよ……無理、するな……」
「でっ、でもっ! んっ、んぅっ! い、いうっ!」
 言葉は既に、形を失っている。絶頂を留めようとする意地を通すのは、もう不可能だ。
 亮は、彼女に引導を渡すべく、まずは腰を大きく引いた。
「ま、まっ……て……」

 ずんっ!

「ヒィッ……!」
 そのまま一気に、体重の全てをかけて晶の体内を深々と貫いた。
「ひあっ、あっ……! やっ…もっ……も、う……イ、イクッ……! イッちゃぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」
 埋めたものを、往復させる必要はなかった。最初の一突きで、晶の絶頂回路はショートを起こしてスパークしていた。

 びくびくびくっ、びくんっ、びくんっ、びくびくっ!

「あああぁああぁあぁぁぁあぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!!」
 激しい体の震えと、膣内の収縮。真っ昼間であることを忘れたような、その咆哮…。
「くっ……う、うぅぅっ!」
 限界に近い場所でどうにか暴発を堪えていた亮だったが、晶の絶頂回路が起こしたショートの火花が飛び火したように、脊髄を通って駆け巡ってきた質量の波が弾けて、一気に溢れ出した。

 びゅるびゅるっ! びゅるびゅるびゅるびゅるっ!!

「!!」
 絶頂の震えが止まらない晶に、追い討ちをかけるような射精。二発目というにも関わらず、大量かつ濃厚な生命のエキスが晶の中に放たれた。
「ひぐぅっ……! うっ、あ、あぅっ……!! あぅあぁあぁぁっっ……!!!」
 胎内の爆裂に加え、外から入り込んできた熱量の刺激を浴びせられた晶。ひきつけを起こしたような激しい四肢の強張りを見せた後、傀儡の糸が全て切れてしまったかのように、全身が弛緩して崩れ落ちた。
「か……はぁっ………」
 晶はそのまま、失神してしまった。亮を中に収めた膣内の粘膜だけが、名残を全て搾り取ろうとして、いつまでもひくひくと蠢いていた…。


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