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紅館の花達
【ファンタジー 官能小説】

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紅館の花達〜転生花〜-4

与えられた箒で床を掃きはじめる。
『なんででしょう…?
アルネさんに嫌われることしたかしら?』
スリスリ…
バッと振り返る。誰かがお尻を撫でたからだ。
『キャハ、シャナちゃ〜ん♪』
ゼロだった…メイド服に着替え、箒を持ったゼロが立っていた。
『んもう! ゼロさん、お尻触らないで下さい!
…もちろん、おっぱいも駄目です。』
胸に伸ばしかけた手を引っ込めて、小悪魔は笑いながらも頷いた。
『ん〜ゼロゼロ小さめなお尻好きなの〜♪
でも、シャナちゃんがそう言うならやめる。 シャナちゃんに嫌われたらやだもん♪』
ゼロははっきりと気持ちを伝えるタイプなようだ。
『でさぁ、教えて欲しい?』
『え?』
ゼロは少し真面目な顔になり、箒を壁に立掛ける。
『アルちゃんがシャナちゃんのこと嫌いな理由〜』
探している答えはゼロが知っているようだ。
『知ってるのですか!?
教えて下さい!』
ゼロの肩を掴んで、迫る。
『…ん〜、知ってるけどね。
ただ〜…』
『・・・?』
『ん〜』
ゼロは無意識なのだろうか?手がニギニギしている…
これは役人なら金、賄賂要求だが、ゼロならたぶん。
『…良いですよ。 ちょっとだけならスリスリしても…』
溜め息をつきながらゼロに言う。
どうやら、正解だったようだ。ゼロの表情が明るい。
『モミモミは? ペロペロは?』
『うっ…モミモミは良いですけど…ペロペロは駄目です。』
ちぇ〜っと舌打ちしながらも嬉しそうなゼロに手を引かれ、私空き部屋に入って行った。
『んふ♪ シャナちゃん、アルちゃんはね〜』
部屋にはベットが一つ。あとは何も無かった。だが、見た感じ埃も溜っていない。
時折使われているようだ。
そんな部屋の壁に私は追い詰められていた。
『…あの、ゼロさん。
その…やっぱりスリスリとか無しに…』
『駄目!』
ジリジリと忍び寄るゼロに何やら違う恐怖を感じた私だったが、ゼロに拒まれた。
目つきがなんだか…違う…
『逃がさないもん。
大丈夫♪ スリスリとモミモミだけだから♪』
そういうゼロだが、尻尾は嬉しそうに振られ、猫耳はピクピクしている。
『んふ♪』
ゼロが近寄り、私を抱き締める。
ゼロの身長が低いため、顔がちょうど私の胸の高さだ。
そして、ゼロの右手がわざとらしく太股を擦りながらお尻に向かう。
『・・・・』
やがてお尻にたどり着いた手は、まず優しく擦りだし、時折強弱を付けて揉む。
『柔らか〜い…』
我慢我慢…
ちょっと悪戯に耐えれば理由がわかる。 今のシャナは理由を知りたい気持ちが先立った。
ゼロの指がお尻を下から上になぞる。
そして、パンを作るかのように揉んだり押したりを繰り返す。
『ん…』
『気持ち良い? 感じてる? …あれれ〜♪
どしたの? ここ?』
わざとしく胸を指差すゼロ。
その左手が胸に向かう。
胸はすでに感じてしまったようで、乳首が服の上からわかってしまった。
『えい♪』
『ふぁ!』
ゼロは乳首を摘み、いじる。 いきなりの刺激に声が出てしまう。
右手もお尻を離れ、左手に合流して、両方の乳首を責める。
『あぅ…はぁ!』
『ペロペロ出来ないのが残念だな〜♪』
左手は乳首を執拗にいじりまわし、右手が乳房を押し上げたり、押し潰すように愛撫する。
『凄い…柔らかいのに弾力があるよ!
それにしても、シャナちゃんってエッチだね♪
ゼロゼロが誘ったからって、簡単に応えちゃうなんてさ…』
一瞬、ゼロの表情が変わったような気がした…
『どうせこっちも濡れてるでしょ?』
ゼロの手が服越しに秘所を擦る。 クチャ…と音がする。 濡れているのだ…
ゼロは女の体を知り尽している。 そんな感じの手付きだ。
『あっ…う…』
クチュ…グチュ…
淫らな音が耳に入る。
『アルちゃんは、こんなこと応じないよ?
アルちゃんはご主人たまのこと好きだから…愛してるから…』
『え…ふぁ! はぁぁぁ!』
ゼロの手が服越しだが、的確に淫核をいじる。ショーツの布地と核が擦れあい、強烈な快感で脳が麻痺し出す。
『私は…私は…』
『…誰にでも体委ねちゃうんでしょ?
じゃあ別にご主人たまじゃなくても良いじゃないか…』
グリッ…
『クゥゥッ…』
急に痛いくらい強く、核が擦れる。 ゼロは最早表情に怒りを露にしていて、愛撫に優しさは…無い。
『アルちゃんが可哀想だよ…
ご主人たまを盗るなら、シャナちゃんもご主人たまに心を盗られて!』
足を何かが撫でる。
そして、それは次第にスカートから中には入り、内股を擦りながら上に上がってきた。


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