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BLUE
【ファンタジー 恋愛小説】

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BLUE 2 〜衝撃と気持ち〜-2

「ねぇ、傷、大丈夫?」
と、私が聞くと、
「あぁ、これ?もう治ったよ。でもこんだけ血まみれなのはマズいよねー。」
「じゃあ…私の家、来る?」
「へ?」
「いや、だから…私の家すぐそこだし、何より私のせいだから…」
「いいの?正月だし」
「大丈夫。私以外だと私のお姉ちゃんしかいないから」
「じゃあ、お言葉に甘えて…」

うん、やっぱり彼はいい感じの人。
私はさっき死にそうになったばかりなのに、とても嬉しかった。
私は、
「こっちだよ」
と言って、元来た路地へと戻って行く。



快晴の元旦、二人の出会いの話し。


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