『子羊の悩ましい日々 〜メイデンバタフライ編〜』-4
「あの……なにか?」
「子羊様がお疲れのようですので、体力を回復させるいいものを……」
「それは助かります……って!?」
突然彼女がキスをしてきて目を白黒させる。すると、口移しにどろりとした液体が送り込まれる。ロイはそれの正体を考える余裕もなく、反射的に飲んでしまう。
「い、い、いきなりびっくりするじゃないですか!?」
「あんな可愛く悶える子羊様がいけないんですわ。指導役という立場でなければ混ざりたかったですのに……。ですから、せめて口移しぐらいは」
「はあ……。で、今の液体はなんですか?」
少し不安な顔で尋ねる。またどこかしら麻痺させられたらたまらない。
「明星花の蜜を濃縮させたものです。滋養強壮の即効薬になるんですよ」
言われてみれば、身体の奥が少し熱くなった気がする。性的なもののそれとは別だ。
「さあ、最後の仕上げです」
その指導役の声に3人は一様に堅い表情になる。
「3人とも、あなたたちの初めてを子羊様に捧げ、男女の営みを完遂させるのです!」
『はい!』
横たわるロイの腰にショート少女がまたがり、残りの2人はそれぞれロイの左右にぴったりとくっついてロイの身体を舌や手で愛撫している。
「いきます……です……」
不安そうな声をあげ、ショート少女は屹立するロイのものに自分の秘所をあてがう。すでにしとどに濡れているあそこと触れ合い、クチュリと音を立てる。
「ああ……」
ズチュゥ…………
ゆっくりとロイのものが飲み込まれていく。途中で処女膜の抵抗があるが、それも少しの間のことで、ついにはロイの全てが3人の中で一番幼い少女の中に埋没する。
「うく……痛い……です……」
初めてでそして最後の破瓜の痛みにショート少女は涙を流す。
しかし、その痛みもすぐに子羊の力で和らいでいき、すぐにそれは快感へと変じていく。
「ああ……なんか……もう痛くないです……それより……あん……身体の奥がとっても……熱い……です」
「あう……ちょっときつすぎ……」
昨日の乱交がロイの初体験であったが、そのメンバーはソフィアをのぞいて誰もが行為に慣れていて、ロイのものを絶妙に包んでいた。しかし、ショート少女はこれが初体験な上にまだ身体が成熟しきっていない。ロイは、自分のものが、自分より年下に見える少女のあそこにグイグイと締め付けられる感覚に翻弄されていた。
「ん……きついけど……でも……気持ちいいかも……」
「ああ……凄いです……んぅ……あ……私の中に入って……ぇ……」
ズッチュ……ズッチュ……
ショート少女は今や夢中になって腰を振っている。
「こんな……気持ちいい……なんて……です!」
両手をロイの胸にあてて、華奢な身体を上下左右に振りまくる。そのたびに結合部から湿った音が鳴り響き、左右でロイにくっついている2人の少女はうらやましげな瞳でその様子を見る。
「そんなに気持ちいいの?」
「ごく……」
ショート少女は喘ぎながらロイに覆いかぶさると、そのままロイにキスして激しく舌を絡める。
「ああ……ちゅる……ちゅぷちゅぷ……ちゅぅぅ……あの……子羊さん、私の唾を飲んで下さい……んん……」
興奮したショート少女は、ロイの返事も聞かずに口内に溢れる熱い唾液を流しこんでいく。それに対して、ロイも必死で舌を絡めながら唾を飲んでいく。
「ちゅぅ……ああ……僕……もう……」
あまりのキツさと腰の動きの激しさに、ロイのものは徐々に限界を迎える。
「あ……ダメです……もう少し……なの……!」
ショート少女は慌てたように叫ぶと、もう一つの口をロイのものの根元に巻きつけて強く締め上げる。
「…………!?」
「ごめんな……さい……本当にもう少し……ですから……!」
「そ、そんなあ……」
情けない声を出すロイに詫びつつ、ショート少女は腰の動きを早める。
「ん……ああ……もうダメ……身体が浮き上がりそう……です……」
深く繋がったまま、ショート少女は最後に一度大きく腰を動かすと、羽を無意識で大きくはばたかせるほど反り返る。その瞬間、ロイのものを締め上げていたもう一つの口が離れる。
「あ……あ……! んんんん……!!」
「ああ……で、出る……!!」
プシュァッ……! ドプッ……ドプゥ……ドク……ドク……
噴出寸前で止められていた精液が勢いよく子宮の奥に降り注ぐ。
「きゃっ……あ……熱いです……」
自分の身体の奥に注がれる熱いものを感じながら、ショート少女は幸せそうな表情を浮かべて、繋がったままロイにもたれかかる。