『子羊の悩ましい日々 〜初めての朝〜』-3
「ほら、じっとしててね……んしょ」
いまだに膝下の中途半端な部分に下げられていたパンツとパジャマを、今度こそ完全に脱がす。
「あ……恥ずかしい……」
「ベットが濡れるといけないから、そこに腰掛けて」
ロイの横に大きな厚手のシーツを何枚か重ねて、そこにロイを腰掛けさせる。下半身が裸のロイは、ソフィアの視線を気にしつつ陰部を手で隠すようにして座る。
「はい、隠さない♪」
想像以上の力で、ソフィアはロイの両膝をそれぞれの手で一気に左右に開く。完全に男女の立場が逆転している。
「ソ、ソフィアさん……!?」
「いい、ロイくん、このまま足は開いていること」
「でも……」
消え入りそうな声でソフィアを上目遣いに見て許しを請うが、当然無視される。
「ふっふっ……」
いたずらっぽく笑うと、ソフィアはロイのそそりたつものの頭を、そのしなやかな指でそっと撫で上げる。
「きゃんっ……!」
「ほんと、ロイ君って女の子みたいね……。だから、男の子の裸を昨日初めて見た私もこう大胆になれるのかも……」
ロイのそれを先端から根元までなぞるように指がすべる。根元まできたら、てのひら全体でそれの肌触りを確かめる。
「あ……」
「ロイ君のここ、硬いね……昨日は私も頭真っ白だったからよく覚えてなかったけどとっても不思議……」
艶っぽい笑みを浮かべながら左手でやわやわとロイのものを弄びながら、右手で先ほどの瓶をつかむ。
「ちょっと冷たいけど我慢してね」
「ん……」
瓶の細くなった口から、冷たい聖水がロイのものに降り注ぐ。ソフィアは全体にかかるように慎重に瓶を傾けながら、左手でその聖水でロイのものを清める。
「ほら、こういう風にゆっくりと、全体にまんべんなくかかるようにしないとダメだからね」
「は、はい……」
「あら、ちょっと元気なくなってきた?」
思いのほか聖水が冷たく、ロイのものは徐々に縮みあがっていく。
「ちょっと冷たかったんでびっくりしちゃって……」
「じゃあ……」
ソフィアは何かを思いついてにやーっと笑った。ロイがそんなソフィアを不安そうに見た矢先、ソフィアは小さくなっていくロイのものをパクっと咥えた。
「ええええ!!??」
「んー、ちゅ……じゅっ……ちゅちゅ……」
冷えた竿にが、生温かい舌がからみつく。さらにソフィアがぱっくりと咥えこんでいるので、口内の湿った暖かさがゆっくりと伝わってくる。
「ほーぉ(どお)?」
上目遣いでロイを観察しながら、口内でロイのものをじんわりと温める。
「あゃゃ……ソフィアさん……あったかい……」
「んふふ……じゅっ……ちゅぽっ……ちゅぽっ……ちゅるぅぅ……じゅっ……」
湿った音を立てながら、ソフィアは丁寧にロイのものを舐めていく。
「ん……ちゅぷ……ひけはいほひょしへうにょに(いけないことしてるのに)……ん……ちゅぷぷ……じゅぷ……あひゃひえっひにゃひよちに(私、Hな気持ちに)……ちゅる……じゅぷぷ……ちゅぷちゅぷ……あん……ちゅっ……ちゅっ……」
やがて硬度を取り戻したロイのものを、ソフィアは夢中になって舐めしゃぶる。
「あん……ソフィアさんの……あったか……絡みつい……ああ……ひゃん……」
身体を大きく反らしてソフィアの責めに耐える。
「んー……ちゅっ……ちゅぽっ……ちゅぽっ……」
唇を尖らせて奥まで咥え、唇で竿を強くおさえながら一気に引き抜く。そのたびに湿った音が響き、先端とソフィアの唇の間をのびた唾が光る。
「じゅるる……ああ……なんかいやらしい……」
「やん……ソフィアさん……いけませんよ……ああ……」
ロイは少し涙目になって訴えるようにソフィアを見る。それを見て優しく微笑むと、再びロイのものを責める。