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この道の行く先には…
【エッセイ/詩 恋愛小説】

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この道の行く先には… 〜プロローグ〜-1

どうしてこんなことになってしまったのだろう…。もう私にはわからないよ。誰か私に教えて…。

〜プロローグ〜

この話は私―中條明日香(なかじょうあすか)―が高校1年のときから始まるのです。

高校の入学式、クラス一覧を見て私は息を呑んだ。その時の彼氏と同じクラスだったからだ。
彼氏とは中学3年の時に付き合い始め、同じ高校を受験し、見事合格した。といっても、お互いが勉強を教え合ったりはしていなく、二人で会う時間もほとんどなかったのだ。

私は「高校」という立場に胸を膨らませていた。
受験も終わり、彼氏と甘い時間を過ごせ、新しい友達を作り、部活などで先輩と慣れ親しみ、勉強もほどほどに頑張る。
進学校であるため、バイトは大学までお預けという形にはなったが、それでもそんな日々を過ごせるなら充実しているほうだろう。

実際、彼氏がいて友達にも恵まれた。成り行きで生徒会にも入り、部活は10月頃に入部したが、生徒会も部活も楽しかった。
あの時、誰がこんなことになると予想しただろうか…?
当時彼氏と順調に進んでいたのに、どうしてこんなことになってしまったのだろうか…?
私がこんな恋愛をするなんて思ってもみなかった。


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