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潮騒の郷@美少女・海戸田雅子
【OL/お姉さん 官能小説】

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潮騒の郷@美少女・海戸田雅子-2

「ぁっ、ぁっ、ぃぃ…ぃぃ…ぉ○○こぅ…」
雅子は、指をパンティのゴムの下に入れた。敏感な花の芽は固く尖って、ヴェールを半分脱いでいた。二本の指でそっとク○ト○スのヴェールを脱がして、指頭でかすかに愛撫をほどこした。
「あっ、あっ、あっっ」爪先がぶるっと震えて、ベッドの上にあおむけに倒れた。愛液が腿の内側に流れはじめた。雅子はパンティを脱ぎ、腰の下にペーパータオルを敷いた。ベッドにあおむけになり大きく足を開く。ク○ト○スを慈しむように指を動かした。哲郎の指に愛撫されている妄想に浸りながら、二つの花びらをゆっくりとひらいた。指を深くのめり込ませないように気をつけながら、リズミカルに指を動かしていく。
「ぁぁっ、ぁぁン、ぁっ、ぁっ、ぁっ」
喘ぎながら、左手の中指を口に入れてしゃぶった。ミッキーマウスのぬいぐるみが飾られた部屋は闇に包まれ、処女のわななきが夜に流れて溶けていった。
第二章
潮騒の郷の男子寮13号室。部屋の住人、洋食調理部の山国進は悩みを打ち明けてきた。
「滋ちゃん、俺は雅子がほんまに好きなんや。せやけど、二回デートしたんやけど、キスもできへんだ。肩を抱くと、雅子は涙目になって『待って。わたし好きな人がいて悩んでるの。もう少し待って』こんな調子なんや。俺はどうしたらいいんや!」
谷本滋は妄想した。
(雅子の好きな人が俺だったら、俺は幸せになれるのに…)
「おい!俺は真剣に悩んどるんやで!」
「進くんよ、気持ちはわかるけど、雅子が好きな人いてる言うてるんやから、仕方ないやろ。強引に処女を奪うなんて考えてないやろな」
「俺がそんなことできるわけないやろ。車の中で肩を抱いたとき、からだじゅうが小刻みに震えとった。あいつは正真正銘の処女やで。だから大事にしたいんや」
海戸田雅子。18才。9月3日で19才を迎える美少女。これは推定だが、身長162?、体重48?、B95W58H90、靴のサイズは22、5、髪はセミロングで、顔は先日観にいった「野性の証明」という映画で健さんと共演していた薬師丸○○子より可愛い。瞳がクリッとしていて、笑顔が愛くるしい。小股のきれあがった美少女といっていいだろう。性格は思いやりがあって世話好き。勝ち気な一面もある。そんな彼女だから、潮騒の郷の男連中が夢中になるわけだ。四、五日前には雅子のことで、山国進と阪口弘が取っ組み合いの大げんかをするありさまだ。
谷本滋も雅子に好意を寄せていた。しかし不器用な谷本は職場でも同僚に調理技術で遅れを取っていた。それがコンプレックスとなり、すべてに自信を持てなくなっていた。雅子のグラマラスな肢体を想像して、自分の部屋で自慰に耽るという日々を過ごしていた。自信を持って、雅子を口説ける、進や阪口をうらやましいと思う。
進の部屋で歌謡ベストテンを観ていた。今週の1位はサザンの『いとしのエリー』だ。
ふいに部屋のドアが開いた。
「雅子アイラブ♪ソー〜スィート♪」
進の恋敵の登場だ。
(弘さん、とうとう気がふれたか?)
「弘さん…」進は、有頂天の阪口弘のようすを訝しんだ。
「進よ、滋よ、俺はとうとう雅子とデートの約束をし・た・ぜ」
阪口は鼻高々だ。
「雅子が弘さんとデート……」
進は言葉を失った。
「お前らにはわるいが、雅子が思いを寄せている男は俺だったのさ」
進は表情をこわばらせた。
「そんな…ばかな…」
「誰がばかだと…。明日の夜は、雅子の舌に、俺を舌をからませて、天国へいかせてやる」
阪口は満面の笑みだ。
「俺と雅子の結婚式には、おまえらも呼ぶからな」
気の早すぎる男は吠えた。


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