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潮騒の郷@美少女・海戸田雅子
【OL/お姉さん 官能小説】

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潮騒の郷@美少女・海戸田雅子-1

第一章
レクリエーション施設・潮騒の郷の女子社員寮36号室。伊阪市の県立高校を卒業して入社したばかりの海戸田雅子(かいとだまさこ)の部屋。季節はゴールデンウィーク明けの頃。
潮騒の郷ホテル本館にあるレストランのダイニングスタッフである雅子は、午後9時半に仕事を終えて寮に帰り、入浴をすませた。
パジャマに着替えて、テレビの歌謡ベストテンを観ていると、部屋の内線電話が鳴った。
「はい…」
「阪口弘です。こんばんは。仕事が終わった頃やと思ったから電話しました」
「はい…何か?…」
「ラララ♪雅子♪きみを想うと切ないよ♪OH♪雅子♪心の扉をノックしないで♪ノックしないで♪」
阪口は歌った。雅子はあっけにとられた。
(脳天気な人だわ…)
「今、どこから電話しているの?」
「寮の一階の管理人室からだ。今の歌が俺の気持ちなんだ。雅子ちゃん、明日の夜にドライブにいこう!いいだろう!」
雅子はやんわりと断わったが、阪口はあきらめない。電話越しに甘い言葉をどんどん投げ掛けてくる。ドライブデートを承諾せざるを得なくなった。
「じゃあ、明日の夜10時に寮の表玄関で待ってるからね。雅子ちゃん、おやすみ〜」
「おやすみなさい…」
最後まで阪口のペースに乗せられて受話器を置いた。
(こまったわ…明日になって断わるのはわるいし…どうしよう)
雅子は泣きだしそうな気分になった。洋食調理部の阪口はおもしろい男だったが、自分の求めている人ではないと思った。(哲さん、あなたに捧げたいの…)
パジャマのボタンを外し、ピンク色のフルカップブラのフロントホックに指を掛けた。
(今夜はおっぱいだけに しよう…)
雅子は、まだ異性に触れられたことのない乳房に手のひらを這わせた。包みこむようにして揉む。「ぁぁ…ぁっ…ぁっ、ぁぁ…」自分の手ではなくて、哲郎の手で揉まれていることを想像しながら揉みしだく。高校のとき、5人の男性から愛の告白を受けたが、異性と触れ合う怖れが邪魔をして、キスの経験すらなかった。胸は中学二年からみるみるふくらみ、高校三年にはD80のブラを着けるようになった。トップバストは98?だ。
(哲郎さんにこうやって揉まれたい…)
いつのまにか人さし指と中指で乳首を挟んでいた。
(乳首、こんなに尖って…。いけないことをしてるの?)
雅子がオナニーを覚えたのは社会人になってからだった。
二本の指で乳首を挟み、軽く揉む。ピクッと腿の付け根に快感が走った。(こんなことしてて乳首が異常に大きくならないだろうか?)
でも、週に一度ならと自分に許していた。
(もっと感じたい…)
いつのまにか親指も加わった。三本の指で乳首を摘んで揉む。
(気持ちいいわ…)
雅子は、哲郎の顔を脳裏に浮かべた。哲郎の指で愛撫されてると思い込みたかった。
寮の大浴場でからだを洗っているとき、ダイニングスタッフの先輩、竹園美佐枝に後ろから胸を鷲掴みにされたことがあった。
「やめて、いやっっ」
雅子がかぼそい声を出すと、美佐枝は石鹸の泡を雅子のおっぱいに擦りつけて、指で処女の乳首をいじめた。
「雅子ちゃん、まだバージンなのね。可愛いわ」美佐枝の指は、雅子の腿まで下がり、敏感な花の芽を摘まれた。
「ぃやっ、ゃっ、ゃっ」からだ全体に電流が走り、雅子は性のわななきに目覚めたのだった。
雅子が秘かに思いを寄せている洋食調理部の岩木哲郎は、雅子の同僚、浜口恵美利と交際しているとの噂があった。恵美利は色香が漂う小悪魔的な魅力の女性。
(わたしはうぶだけど、哲郎さんに求められたら、セックスだって…)
雅子は、薔薇模様をあしらったパジャマのスラックスを下げた。華奢な足首から抜く。
ピンク色した木綿のパンティは、処女宮から零れた愛液で熱く濡れていた。そこにそっと指をあてがう。
(こんなに濡れるなんて…でもいっぱい濡れたほうが喜んでもらえるの?)
雅子は、人さし指で布ごしに割れ目をなぞった。しだいに強く擦ると、木綿が割れ目に食い込み、チュクチュクと淫靡な音を奏でた。


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