嫉妬少女2-1
満員電車。
見知らぬ人間でギュウギュウの車内。
たいていの人は、満員電車が嫌いだと思う。
でも、あたしは違う。
ほら。
今日も誰かがあたしを気持ち良くさせてくれてる…。
「…ぅあ…ん…ん…ぁ…」
この人は、制服のブラウスの裾をスカートから引きあげて、背後から手を差し込みあたしのオッパイをもんでいる。
はたからみると胸の辺りがもこもこと膨らみもぞもぞと動いているのが何だかやらしい。
「ぁ…ぁ…」
吐息とともに声をもらす。
痴漢さんはあたしのその声をもっと聞きたくて、もっと触ってくる。
たまんない!
乳首をきゅうっと刺激されて、思わずピクンと反応した。
「っぁ…!」
痴漢さんは、乳首をスリスリしたりきゅっとしたり…。
「ぁ…あっ、ぁ、やぁ…ん」
今度は力強くもみもみ。
最高。
きもちいい。
満員電車でこんなことしちゃってるのが最高にイイ!
あたしの体に火が点いた。
「あっ、あっん、あん…」
さすがにまわりも気付きはじめた。
男は好奇と獣のような視線をあたしに浴びせる。
女は冷ややかにあたしを軽蔑の眼差しで見る。エロなあたしを見て興奮してるくせに。濡らしてるくせに。
にゅっ…。
下着に指が滑り込んできた。
「!っあぁっ。」
くにくにとあたしのクリをいじりまわしはじめた。
「あっ…、あっ…、あぁ…っ!」
オッパイは相変わらずもみしだかれている。
あたしは今、最低二人の痴漢さんに辱めを受けている…。
あぁ…最高…。
あたし、男の注目の的。
なんて快感なんだろう。
ゾクゾクとアソコがしびれてくる。
「あぁっ…あっ、はぁ…、あっ、あ、ぁ、あっ…。」
下半身がビクッビクッと揺れ…
「あっあ!イクッ!あ、あ、あぁ〜…!」
車内で叫んであたしの至福の時は終了。
制服を整え、下車した。
人波に混ざり、改札へ向かう途中…視線に気付いた。
その視線は射るようにあたしに刺さっている。
同じ制服の女の子。
どこかあどけなくて、でも体は色気たっぷりの豊満さ。
女の子はあたしにプイとソッポ向いて歩いていってしまった。
知らない子とはいえ、そんな態度されるとちょっと気分が悪い…。
確かに、軽蔑されてもしかたないけど。
気を取り直してあたしはびしょびしょの下着とアソコをトイレで拭って何もなかったように登校した。