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嫉妬少女
【痴漢/痴女 官能小説】

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嫉妬少女3-3

「コラッ!!そこで何をしているっ!」

いきなり、怒鳴り声がした。驚いて声のしたほうを見ると、警察官のような男が数人、こちらに向かってきていた。
何がなんだかわからずいると、男は私を突き放し、あっという間に走って逃げてしまった。二人の警官がその後を追っていく。
「きみ、高校生?学校は?」
呆然として何も答えられない。
「きみが電車内で男を誘惑してお金を取っている、というような通報があってね…ちょっと来てもらえるかな。」
普段は人気のない路地にざわざわと人が集まってくる。
状況がよく飲み込めなかったが、とにかくものすごく恥ずかしくて顔があげられなかった。警官に手を引かれて大通りに停めてあるパトカーに乗せられた。
学校に…彼に…両親に…なんて説明すればいい?こんなつもりじゃなかった。
パトカーは静かに走りだした。

「…ざまぁみろ。」
そう呟いて、走り去るパトカーをほほ笑みながら見送る少女。
お嬢様私立の制服を着ていてちょっと萌え系の少女。
携帯を開き、発信履歴を一件削除した。
削除された番号は110…。

end


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