ハゲゲのゲ 第二話 宿敵(ライバル)登場-1
さて・・・初回はとんでもない展開で幕を開けた物話なのだが、あの不幸な少年はいったいこれからどうするのか。これからがこの物語の本旨である。
さあここで「ハゲゲのゲ」の世界観を説明しておこう。
この世界は私たちが住む地球と同じ世界でトウキョウもオオサカも存在する。しかし私たちの世界と少〜し異なるのはニホン列島の中にもう一つ大きな島があると言うこと、ホッカイドウ・ホンシュウ・シコク・キュウシュウに連なり、?ケイチャン共和国という島国があるということ。またまたありえない設定だが、ご了承願いたい。この後から必ず納得が出来る理由が提示されるはずだからその時まで。By作者
(第二話が始まる前に訂正が、初回は「禿」といっていたが、これからは「ハゲ」でいくのでよろしく笑 )
国名:?ケイチャン共和国(ケイチャン島全域)
面積:5万2500k?
人口:5437万6000人
首都:ハゲシティ(35万人)
最大都市:ケイチャンシティ(2016万人)
住民:日本人16%、不明84%
宗教:仏教24%、キリスト教13%、不明63%
言語:日本語
通貨:円
元首:(ネタバレなので控える)
さぁ〜て。ハゲにされた少年「ハゲゲのゲ」はあの日からどうしたものやら。そんなハゲゲのゲがケイチャン共和国の小学校に転入してくるところから始まる。
『第二話 宿敵(ライバル)登場』
少年は行く。
「ここがハゲ市立ハゲ小学校かぁ・・・」
少年は行く。
「ここがキミの新しいクラスよ」
「うにゃ」←返事
ガラッ・・・
なにかこの世のものではないような雰囲気を感じた。なにかいる!この教室には。いや・・・今現在は居ない感じだが、普段ここにいると言った感じのかなり強力な気だ。
「気力が自分の居た場所に残っているなんて、なんていう奴なんだ!」
「・・・・自己紹介を・・・。」
「あっ!ごめんなさいにゃ先生。ボクはハゲゲのゲ。北のほうから来たよ。よろしくね。」
ハゲゲのゲは無事、転校成功した。体育の時間なんかは。サッカーでネットを突き破る大ゴールを決めちゃったくらいハシャいでいた。この後とんでもないバトルが待ち受けているとも知らずに。
転校初日の帰り道・・・
「はっはっは〜〜〜!!!! 来たな!勇者ユラリンの息子よ!」
すごい声が聞こえた。
「誰だ〜!?」
「俺だよ。」
空の上からいい男が舞い降りてきた。
「俺の名前はケイチャンマン。ターニップ星の大魔王ケイチャンキングの王子だよ。」
「何を変なことをいっているのさ。いい男!」
ハゲゲのゲは語尾に「いい男」を付けて言った。
「黙れ。勇者ユラリンの息子よ。父親の敵は俺の敵!貴様の父親の分もいたぶってやるぜ。」
「待て!何を言ってるか分からないぞ。いい男!」
ハゲゲのゲは語尾に「いい男」を付けて言った。