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ハゲゲのゲ
【コメディ その他小説】

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ハゲゲのゲ-1

「床屋に言ってきまーす。」
少年は行く。

テクテク・・・テクテク・・・。
少年は行く。

「あの床屋初めて入るけど、あの床屋に入ってみようーっと。」
少年は行く。

「こら!禿になったじゃないか!」
先客は言う。

「僕も禿になっちゃった・・・。」
数十分後、少年は言う。


さて、何故このようなシチュエーションになっているのかと言えば、少年はただ床屋へ散髪をしに行っただけだった。しかし、どういう流れでこのようなシチュエーションになったのかは作者も未だ不明なわけなのだが、少年は床屋で禿にされてしまったのだった。これはそんな哀れな少年の壮大でもない、感動でもない、恋愛でも推理でも官能でもないただの物語なのだ。



『プロローグ』
本来ならばここで主題歌を流したかったのだが、アニメではないのでご了承願う。
さて、禿にされてしまった少年はというと・・・。あ、いたいた。自宅への帰り道のようだ。行きとはまるで顔色が違う様子だ。まさに青天の霹靂といった事件であったろうが、ここでは禿にされたと言うことよりも、これをどう母親に説明すればよいということに悩んでいるようだ。
少年の母親は町内でも有名なほどの変わり者で、いやというものはとことん排除。そう、捨てるのだ。もともと拾われの身である少年は母親に禿になってしまったことで毛嫌いされるかもしれない。そんなありえない設定だが、そんなことは気にしないで少年の行く末を見守っていって欲しい。これはもともと私たちの常識と比べて、はるかに非常識な物!語であるのだ。(注:これからかなりめちゃくちゃな展開に入って行きます。「こ、この作者はアホだ!」などと、我慢できそうにない人はこの先はご遠慮ください。)
それでは少年はこれからどうなるのか?
 

『第一話 禿になっちゃった』
少年は世界の終わりがやって来たかのように畦道を歩く。そう。少年は床屋へ行き、散発をしてもらうつもりが、禿にされてしまったのだった。坊主ではない、禿だ。少年は結局内心・外見両ブルーのまま自宅に帰ってきた。
「ただいまー。」
母親と目を合わせた瞬間、母親から信じられない言葉が吐かれた。


「は、は、禿はウチの子じゃありません!」

「・・・・・・・」

義母とは言え、家を失った少年は開き直った。少年の手からでた光。つ、つまりビームというものだ。それで町を破壊し始めた。同じくあの床屋でハゲにされた人々は少年を応援した。あたりまえだが警察は出動し、少年の暴走を止めようと必死に声をかける。
ん??気になることが・・・。少年の手から出るビームと言っても殺傷力はないようだ。そのビームにあたると・・・禿にされてしまうのだ!ありえない設定だ!(床屋で禿になった理由・少年がビームを打てる理由・そのビームが殺傷力はなくあたると禿にされてしまう理由は後々に真相が暴かれますので、我慢できない人以外は最後まで読んで欲しいです。By 作者)


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