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恋色
【青春 恋愛小説】

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恋色C-2

「そ そうなの!?
てか何でそんな詳しいの?」

「けっこう有名な話じゃん


「へ〜そうなんだ知らかった
…なんだユミも噂好きだね」

「ハルコと一緒にいたら
嫌でもいろんな情報入って来るのよ」


確かにそうかも
一年の時もハルコは毎日のようにいろんな噂してた
芸能人から学校の先生の話まで

“歩く週刊誌”って自分でよく言ってたし

情報誌なんじゃないの?って思ったけど
そこはつっこまないでおいた

それにしても加藤さんってそんな噂あったんだ…
美人だから有名だし話した事は無いけど
白くて細くてスタイル抜群だし
顔は可愛いしで私はすごい憧れてた

そんな人に告白されて何で松永くん断ったんだろ…
まぁ私としては良かったんだけど


一人で考え込んでたらユミが聞いて来た

「…ねぇ 蒼太ってさぁ彼女とか出来た事あんの?」

「あるよ〜一人だけだけど
だけって人のこと言えないけどね…へへ」

「あいつにも彼女出来るんだ〜物好きもいるもんだね」

「以外と人気なんだよ蒼太って
優しいしね」

「ふ〜ん」

何だか面白くなさそうだ

ユミと蒼太はいつも言い合ってばっかりだけど
本気で嫌い合っては無いと思う
むしろ好きなんじゃないかって思うのです
これはあくまでも私の考えだけど




昼休みも終わって今は英語の時間
私は舞ちゃんと英語教師の似顔絵を書いて遊んでる

昶くんは睡眠学習中
この頃寝てる事が多いんだよね
疲れてるのかな

つまんないよ〜


「ねぇ瞳ちゃん甘い物好き?
今日駅前のケーキ屋さん行かない?」

舞ちゃんが今度は校長先生の似顔絵を書きながら
聞いて来た

駅前のケーキ屋さんといったら最近できたばっかりで
レトロな雰囲気漂う素敵なお店
私は行った事が無いし甘い物も大好きだから
もちろんOKした


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