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『sick for ×××』
【若奥さん 官能小説】

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『sick for ×××』-6

陽の休日、久々にデートしようと彼が言ってくれた。
そういえば二人で出かけるっていったら、買い物やビデオを借りたりとかで、あんまり新鮮味がなかったもんね。
わたしはうれしくて準備に余念がない。
「泉、もうできたー?」
「うん」
洗面台の鏡に向かって口紅を引く。
よし、完璧。
「ど?」
陽に顔をだす。
「いいよ。上出来」
「へへ…」
奥さんていってもまだ若いもん。
身だしなみだって手をかけてちゃんとしたいのだ。
「あ、泉ちょっとまって」
「え?」
「下着、コレに替えて」
陽は白い布を渡した。
広げてみると、なんの変哲もないシンプルな普通のショーツだった。
「なんで?」
「いいから」
陽の言葉は強い。
「別にいいけど…。じゃあちょっと待ってて。着替えてくるから」
「ココで着替えて」
「え?!」
陽の目の前で?
お出かけ前のシラフな状態にそんなこといわれるとさすがのわたしも恥ずかしくなる。
「はやく」
「う、うん…」
スカートに手を入れ、極力局部が陽に見えないように、履いていたショーツを脱いだ。
思いがけないことに胸が高鳴る。
そして、陽が渡したショーツに脚を通した。
なんてことのない下着だけど…。
「まって、まだ上げないで」
「え…?」
陽はかがんで、太股にかかったままのそのショーツに触る。
太股に指が触れて体がほんの少し撓(しな)った。
「ほらここ、ポケットになってるの、わかる?」
「うん…」
それはちょうど秘部に当たるとこにあった。
「ココにこれを入れるんだ」
上着のポケットから何か取り出した。
掌にのったそれはピンク色したプラスチックのカプセル型の…。
「そ、それって、もしかして…」
同じようなものをAVで見たことがある。
「ローターでっす。これは遠隔操作のヤツ。もちろんリモコンは俺が持ってる」
「え…、まさか今日それつけて…」
「そう」
いい考えってまさかそれ〜!?
「やだぁ!わたしが感じやすいの知ってるくせにぃ!そんなのしたらすぐ周りの人にばれちゃうよぉ!」
「そのスリルを味わうのがいいんじゃん。今日は人の少ないとこいくつもりだから安心してよ」
「安心できないよぉ…そんなの」
「いいから、動かないで」
ぐいっと太股を押さえる。
わたしの柔らかな太股に陽の指がめり込む。
「そんなの…、やぁん…」
「ここに入れてと…。ホラ、スカート上げてよ。パンツ上げるから」
心とは裏腹に体は陽のいうことを聞いてしまう。
スカートの前の部分を両手でつかみ、そっと上げた。
陽の目の前にはわたしの黒々とした茂みが見えているはず。
…こんなの恥ずかしい。
陽は太股の付け根を両親指でぐいっと広げた。
「やぁっ…!」
「あれ?もう濡れてる」
「う、うそぉ…」
「だって」
「ひゃうっ!」
陽の指が潜りこむ。
くちゅうっ!
そしてその指を出し、わたしの目の前で見せた。
「な?」
「や…」
「まだ何にもしてないのに。泉は淫乱だな」
わたし、すごい興奮してるかも…。身体がすごい乗り気。
「あげるよ?」
くいっ。
ショーツの薄い布ごしにローターの無機質な冷たさが伝わった。
「よし、あたってる?」
「ああ…ぅン…っ」
陽がローターの下から指でグリグリ押している。
「いこうか」
陽が上気した顔でそういった。

車に乗ってからも気が気でない。
助手席に座ると、ローターの感触がわかりやすいものになる。
「どこ…いくの?」
「そうだな…。天気もいいし海近くの運動公園まで行こうか。弁当買ってさ」
普通に話す陽がコ憎たらしい。
「下手にレストランとかはいんないほうがいいだろうしな」
ふふ、と笑っている。
「そうそう忘れてた」
「やぁぁんっ!!」
ヴヴヴッ…。
いきなりの振動に身体が飛び上がりそうになった。
「試運転しなきゃなって。大丈夫みたいだな」
「い、いじわるっ!」
「ほらほら、平気な顔してないと、隣走る車が妙に思うぞ。そんな顔してたらすぐばれる…」
いつ攻められるかわからない。
そう考えると油断も出来ない。
「今日ずっとこんな風にするのぉ…?」
「イヤ?」
「ってか恥ずかしいよ…」
「じゃあイヤじゃないんだ」
かちっ。
「あぁあンっ…!」
蠢くそれに抵抗も出来ず。
違う。取ろうと思えば取れるのに、しようとしないのは…。


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