発性連襲-1
穏やかな夕日に輝く、のんびりとした渡り廊下。
下校放送を終えて日報を提出した放送部員が立ち去るのを眺めつつ、いつも通りの手順で閉室の準備を始める。
マイク室内部の電源を検め、
あとは自分が片付ける旨を告げると週番係の担当部員は「戸締りも部活動の内だから」と、遊びたい盛りの年頃にも関わらず殊勝な面持ちで答えた。
「廊下で彼氏が待ってるじゃないの。行ってらっしゃい」
「かっ、彼氏じゃありません、友達です!
それに、先生に丸投げする訳にはいきませんから」
「私一人で足りるわ。一週間、お疲れ様」
部員数の少ない放送部は隔週交替で下校放送の当番が回ってくる。
「彼氏くんも一週間待ちっぱなしで疲れてるでしょう。
こんな部活やめろーとか、嫌味言われてるんじゃないの?」
「彼氏じゃありませんったら!
それに向こうが勝手に待ってるだから待たせてるんです」
「ああ、やっぱり。あの待ち人、君の彼氏なのか」
はにかみながら必死に否定する女生徒に畳み掛けるようにかけられた声に、
女教師は身を強張らせた。
「警備員さん…!」
振り返った放送部員に中年男はやけに優しい声色で「最近、ヘンタイが多いからねぇ。ボディーガードのつもりなんだろう。あまりいじめてあげなさんな」と、たしなめる。
女生徒は決まり悪そうに俯くと二人に頭を下げ、見送られる形で放送室を後にした。
警備員がやれやれと女教師を見ると、厳しい目で睨んでくる。
「恥知らずな男!あんな白々しいこと…心が痛まないの…!!」
警備員が残った理由をその身を持って知っている顧問教師は、
頬を紅潮させて瞳を潤ませた。
「白々しい? 最近多いヘンタイってのは先生の事だぜ」
男が一歩近付くと、女教師は息を詰めて身を引いた。
「…近付かないで…っ…!!」
語気こそ荒いが、その細い身体は目に見えて震えている。
「ホラ、尻を出せ」
「いやぁー!!」
「どれどれ、一週間ぶりにヘンタイ先生のドスケベマ○コをたっぷり弄ってやるか。
ほれ、どんな具合だ。穴を見せてみろ」
「やめなさい!変態は貴方よっ、いい加減に…ヒィッ!」
背後が行き詰った女教師に組み敷き、生肌に吸いついた。
既に汗ばんでいた柔らかな胸元を舐め、乱暴に服をたくし上げると
舌先を乳房へと這わせる。
「ひぃっ!やめてっ!やめてぇーっ!!」
上半身を休みなく愛撫されながら、
徐々に汗ばむ太腿に肉棒をこすりつけられた女教師は、嫌悪と焦燥感の混じった甘い悲鳴を漏らしてしまった。
まくり上がったスカートの下に強制的に着けられた貞操帯が、パンスト越しに覗く。