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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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side 優美 9-1

時は遡ること夜7時頃
優美は台所の後片付けをすませたあと
携帯でさゆりにLINE通話を送る

「もしもし おばさん 用事ですか?」
「あ さゆりちゃん お母さんいる?」
「お母さん うん そこにいる かわります?」
「おねがいできる?」
「はい お母さん ゆいちゃんのお母さん用事だって」

ちょっと間をおいて通話の向こうから

「もしもし かわりました」
「突然の電話でご迷惑でしたか?」
「いえいえ ちょうど家事も一段落したところですし
 それで…わたしに用事でしょうか」
「はい 月水金と真治くん 午後にうちで子守しても?」
「え? どういうことです?」
「くみこちゃんとしおりちゃんに料理教えようと思って
 さゆりちゃんも混ざるなら真治くんの子守を」
「あ…わたしがパートでぬけてる間
 さゆりが家で留守番と子守…になっちゃいますね」
「えぇ…だから うちで真治くんも優花と一緒にみつつ
 3人に料理教えようと思って
 鈴木さんに了承を得ようと確認の電話です」
「なるほど そう言うことでしたら わたしとしても助かりますし
 お願い出来ますか? 真治のこと」
「わかりました」
「今週の金曜日からでしょうか?」
「その予定です よろしいですか?」
「はい 真治を幼稚園から連れてきたあとで
 お宅にお伺いします 小百合には鍵を渡しておくので
 帰宅したときに家には上がれると思いますし」
「はい さゆりちゃんにも話したいので」
「はい いま 小百合に戻しますね」

しばらくすると

「もしもし かわりました さゆりです」
「さゆりちゃん お母さんからは話は聞いた?」
「はい 月水金の放課後 ゆいちゃんちで料理」
「迷惑だった?」
「ううん ありがたかった
 くみこちゃんとは料理したけど
 まだまだ一人で色々つくれないですし」
「しおりちゃんも料理はじめたいっていうから
 3人でした方がいいと思って」
「ありがとうございます 金曜日からでしょうか?」
「うん そのつもりで」
「わかりました 日曜日はおさむくんの家に行く予定で
 なにか作れたらなぁって…」
「あの子はラーメンあれば良いという困ったちゃんだけどね」
「おばさん また…あの子っていった」
「あ…つい…」
「インスタントラーメンのアレンジ
 わたしもくみこちゃんがしてるように
 動画配信サイトで眺めてます」
「少しは出来るようになった?」
「作ってみたことはなくて…」
「放課後作ってみる?」
「はい」
「あと 明日もよろしくね」
「はい あ おさむくんはどんな様子?」
「今日 しおりちゃんのお母さんがおさむくんのところに
 会いに行ったけど わたしも心配だったから
 行ってきたんだけど 体重増えてたみたい」
「体重計ったんです?」
「うん そう 計ったら40.2キロで」
「40キロ越えてる! よかった」
「さゆりちゃんも嬉しそうね」
「はい どうみても痩せすぎだもん」
「そうね」
「ほんと よかった…」
「おさむくんのことだからくみこちゃんには
 LINEしたでしょうけど
 ゆいには…このあとかも」
「あ…くみこちゃんにはやっぱり伝えるもんね
 わたしには…」
「送ってみたら?」
「うん そうする それじゃ、この辺で」
「うん 明日ね」

小百合と通話をおえて
ちょっと間をあいたあとに
句美子からLINE通話が通知されると

(くみこちゃんから まだくみこちゃんに話通してなかったわ)

「もしもし 優美です」
「おばさん 今時間空いてます?」
「えぇ 今さっきさゆりちゃんの方に通話していたので」
「と言うことは…月水金の話ですね」
「あ…うん どうして知ってるの?」
「夕方 おさむくんから話聞いたので」
「あぁ…やっぱり体重増えたこと くみこちゃんに報告したのね」
「やっぱり?」
「おさむくん くみこちゃんには報告するだろうなと
 さっきさゆりちゃんと話していたの」
「なるほど わたしが特別なのかな」
「優依とくみこちゃんだと思うよ」
「あ うん…それで月水金の放課後」
「今週からいい?」
「はい あと わたしのお母さんもひましてるので」
「草摩さんの奥さんも参加?」
「よろしいですか?」
「はい 大人ふたりいたほうが安心ですしね」
「ありがとうございます」
「それで金曜日はインスタントラーメンのアレンジにしようと考えてたけど
 くみこちゃんいい?」
「はい 動画チェックしておいしそうなの選びますね」
「それならしおりちゃんもひとりで作れそうだもんね」
「そうですね あとは包丁危ないだろうから
 料理はさみとか手動でするカット用の道具とか
 いろいろあると便利なものおしえないと」
「そうだね 包丁使わなくても作れるなら
 それに越したこともないですし」
「はい」
「それじゃ、お母さんにもよろしくね 金曜日」
「はい 伝えておきます わたしと一緒に放課後おじゃまします」
「はい」

句美子との通話もおえて
携帯をとじたあとしばらく居間でくつろぐ優美だった


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