ピロートーク-1
奈岐は心から満たされていた。亮の愛を一心に受けて身体全体が火照り、心臓はドキドキと大きく脈を打っていた。
「なぎちゃん、満たされて気持ちよさそうな顔をしているね」
亮に言われて我に返った。
「うん、りょうさん、気持ち良かった、、、ホントに、、、、こんなのはじめて」
「なぎちゃんは、うまいねえ、、以前に浮気した相手のときはもっと気持ち良かったでしょ?」
「ほんと、こんなのはじめてなの、、、わたし、旦那さんとしかしたことないから、、、」
奈岐は嘘をついた。睦夫とのむつ事はもちろん良かったのだが、今度はあのときの気持ち良さを想い出すほどだと最初は思っていたけれど、どこかの時点からはあの時以上の人生で経験したことのない快感と恍惚を齎してくれていることに気付いた。その時点は、入れる前に何度も逝かされ、続けて逝ってからだったような気がする、そこからは夢のような仕合せな時間が続いた。そして奈岐自身も亮を愛しに愛したと思った。
亮は奈岐を追求することはせず、話を続けた。
「なぎちゃん、ホントに綺麗だったよ、僕はもうメロメロだ、、、なぎちゃん、大好きだよ」
「ありがとう、りょうさん、私も仕合せだった、、、りょうさんのおかげです。ありがと」
「ぼくこそだよ、ありがとう、なぎちゃん。こんなに気持ちいいセックスってあるんだね。なぎちゃんの中に出したときはもう天国に連れて行かれたと思った、、、」
「わたし、中に出してもらったことないの、いままで。旦那さんも生で入れてくれるんだけど中に出しくれたことないの。今日はりょうさんのをホントに中に出してもらったような気がした、うれしかったあ」
「そうなの?なぎちゃんの中にホントに出してあげたいなあー。精液を中に出してもらうとね、女性は精液の男性ホルモンの関係でますます綺麗になるって言うよ、ああーなぎちゃんの中にホントに出したい」
「ふ、ふ、ふ、、、、、(笑)、、、、じゃあ、また今度も中に出してね、、ふ、ふ、ふ、、、(笑)」
「ハ、ハ、ハ、、、(笑)、わかった、今度もいっぱい出すよ。でも今日ので妊娠するかもしれないから、このあと旦那さんにも中出ししてもらいなさい、そうしないとまずいよ(笑)」
「ふ、ふ、ふ、、、そうそう、そうする、旦那さんに中出ししてもらう(笑)、、、、」
「ぼくたち、セックスの相性がとってもいいんだと思う、是非またエッチしようね、こんなに気持ちいいセックスは無いよ、ほんと。満ち足り過ぎてこのままなぎちゃんを抱きしめてベッドで朝まで眠り込みたい、、、」
亮は、本当に心底奈岐を抱いて眠り込みたいと思った。それほどまでに奈岐の女性としての、いやそれ以上の魅力は卓越していた。奈岐の性愛の寄せ方は亮にとってこれ以上はない、はまり込んだら抜けることが不可能な蟻地獄のようなものかもしれなかった。しかし、泥沼のような感じが少しもない綺麗で清らかなものが漂っていた。それがまた奈岐の発している空気になっていた。
「あっ!わたしも。りょうさんに抱きついてりょうさんの乳首を舐めながらまとわりついていたい」
「なぎちゃんは、まだエッチしたいんだね、そうでしょ?もうエロエロだねえ、、」
「だって、りょうさんに愛されてこんなに気持ち良く満たされちゃって、ずっとそばでいたんだもん」
「ありがと、今日はなぎちゃんが予想以上にエロいっていうことがわかりました」
「えっええーーー、、、違う、、、りょうさんが私をこういうふうにしたんでしょ、りょうさんが一番エッチ!!」
「は、は、ははははーーー(笑)でもなぎちゃんじゃなきゃ、こんなにエッチになれないよ、ホントに。だから僕たちのセックスの相性がとってもいいっていうことなんだよ、それh間違いないでしょ?」
「うん、そうかもしれない、、、、
ねえ、りょうさんって、何してる人なの?なんかメールを読んでると小説家かなって思っちゃった」
「なぎちゃんは商社かなにかで新しい商売を作ったりしてるんでしょ?そういう何か新しいものを作るっていう意味では似てるかもね、でも分野はかなり違うんだよね、まあ技術屋さんです。でも結構いけてるんだよ、技術屋としては」
「そうなんだあ、技術屋さ〜ん、すごい難しいことしてるんだね、きっと。
でも、小説とか書いてみたらいいんじゃないかと思う」
「アッ、でもね、ブログはやってるんだよ、小説も少し書いたりしてるよ」
「やっぱりなあ、、、そうじゃないかと思った。文章、上手だもん」
「じゃあ、今度はなぎちゃんのことを小説にしようかなあ。ほら、エッチな官能小説、とってもエッチななぎちゃんを描く官能小説、どうお?」
「あっ、いい、ふ、ふ、ふ(笑)。
それ、書いてくれたら読むよ、宣伝もしちゃうよ」
「は、は、は、ははー(笑)、わかった、いずれなぎちゃんのことを小説にするね、とってもエッチな人妻なぎっていう題名かな?読んでなぎちゃんがオナニーしちゃうようなやつを書こうかな(笑)、あっ!そうしよう、それいいわ、いつかかならず書くから楽しみに待ってねね」
「嬉しい!楽しみにしているね。りょうさん、わたしをエッチにする名人だから絶対読みに行く」
「なぎちゃん、また逢ってくれる?是非逢って愛し合いたい、なぎちゃんのこと、大好きだから」
「うん、嬉しい、わたしもりょうさんに逢いたい。触ってもらいたい」