麻衣ちゃん幸恵ちゃん・19歳うぶっ子の生膣臭-3
麻衣ちゃんの太腿が軽くよじれるように動き、それに合わせて幸恵ちゃんが麻衣ちゃんの手を握る右手にぎゅぅぅ、と力を込める。
麻衣ちゃんと幸恵ちゃんの下着姿。二人とも、ショーツとお揃いのブラとだけを身に着けて、腕や、胸元やお腹や太腿をさらけ出して直立している。やや地黒で乳房の膨らみが目立たないどちらかといえば痩せ気味の麻衣ちゃんと、色白でふんわりとした推定Cカップの乳房がくっきりとブラを押し上げているぽっちゃり気味の幸恵ちゃんの、おそらく思春期以降は偶発的なことでもない限り家族以外の男に見られたことのない半裸姿。
幸恵ちゃんの薄青色のショーツも。麻衣ちゃんのグレーに白い水玉が散りばめられたショーツも、上のゴムの部分がおへそのすぐ下まで来ているタイプで、サニタリーショーツというよりはむしろ女子中学生が履いているジュニアショーツのようにも見える。それでも幸恵ちゃんのブラはまだ大人っぽいというか年齢相応のデザインだけれども、麻衣ちゃんのブラはその乳房のサイズと相まってどう見ても14歳くらいのふくらみはじめたJCが初めて着けるジュニアブラのようにしか見えない。
射精して、いったん落ち着いた仮性包茎に再び脈動が走るのを感じる。股間の変化を気づかれないようにしてベッドの前の二人に近づく。初めて嗅ぐ、甘くてどこか酸っぱいような、高校の廊下で体育館から戻ってきた同級生の女子の集団とすれ違ったときに嗅いだような匂いが鼻腔を襲う。おっぱいとおまんこ以外が剥き出しになった麻衣ちゃんと幸恵ちゃんの身体から漂う、19歳処女JDの体臭。特に幸恵ちゃんの方から強く匂ってくるそのうぶっ子の甘酸っぱい匂い。琴美の26歳非処女の体臭とも、綾菜ちゃんの12歳ロリなのに非処女の体臭とも違う、まだおちんちんを知らない女の子が未熟な性欲をこじらせて発するフェロモン。
二人の素肌や乳房をじっくり眺めたくなるのを必死でこらえ、ろくに分泌されていない唾液をぐっ、と飲み込む。
「かわいい、よ……うん、すっごくかわいいよ、麻衣ちゃんも幸恵ちゃんも……」
「ほんと……です、か……」
やや上目遣いになった麻衣ちゃんが、さっきよりははっきりした声で言った。あと一歩半前に出れば二人の肌に触れるほどの距離で開いた麻衣ちゃんの口から、緊張で乾ききった口腔内の生暖かい空気が漏れる。いつもよりも、ツン、と強めに鼻を突く麻衣ちゃんの息臭。性的な興奮も多少は混じっているはずの、男の前で肌を半分晒している羞恥心から漏れる息臭。たとえば、初体験直前に漏らして男に嗅がれるような息臭。
「うん、ほんとうだよ、もし俺が麻衣ちゃんや幸恵ちゃんとつきあっていたら……もう我慢できないかもしれない」
幸恵ちゃんの肩に緊張が走る。でも、思わず視線を飛ばした先、斜め上から見る幸恵ちゃんのショーツの膣当てのシミは、さっきよりも明らかに大きくそして濃くなっている。その様子が、そしてもう既に一度麻衣ちゃんのおまんこを見ているという余裕が、俺を後押しする。
「こないだ、の、麻衣ちゃんみたいに、ちゃんと、み、見せてくれたら、もっとはっきりわかるかな、うん」
なにがどうはっきりわかるんだか言っている俺もよくわかっていない。だけど小さく息を吸った麻衣ちゃんが、左手で握り合っている幸恵ちゃんの右手を小さく揺らす。なにかを決心したように、こく、とうなずいた幸恵ちゃんが、強く繋いでいた麻衣ちゃんの手を離す。
目を開いて、心細そうな瞳で俺を見た幸恵ちゃんが、はあ、と小さく息を漏らす。甘く、酸っぱく、麻衣ちゃんほどじゃないけれども明らかに唾液成分の少ない、緊張で乾きかけた息臭が漂う。まだキスも知らない幸恵ちゃんの、匂いフェチの俺に性的な意味合いで嗅がれる19歳の生吐息の息臭。処女喪失直前までしか漏らすことのない、うぶっ子の生々しく処女臭い、稚い息臭。
その息臭を漂わせながら、幸恵ちゃんが吐息に続いて小さくつぶやく。
「あの……ちょっとだけ、うしろ、向いていてもらってもいいですか……」
鷹揚に、のつもりだったけれども結構高速でうなずいて、キッチンのほうを向いた俺の背中で、小さく空気が動き、生地が擦れる音がかすかにした。ベッドマットのコイルが軽くきしみ、ひと呼吸おいて幸恵ちゃんが硬い声を出す。
「……こっち向いて、大丈夫です……」