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先輩のセカンドバージンは僕のもの
【熟女/人妻 官能小説】

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甘い同棲生活D-5

にゅるにゅると、生き物のように、強引に這い回る舌の動き。
少し冷静になったのか、優しく、だがしつこく乳頭を捏ねる指。

加奈子は理央のTシャツにしがみつきながらも、やっと心が理央の行為に追いついてきて、自らも理央の舌の動きに合わせて、ねっとりとした舌を絡ませる。

ナカは理央の熱が欲しくて、腰を小刻みに動かしている。

(ーー胸も、舌も、こんなにしつこく……されたら……!)

Tシャツにしがみつかせている手をずらして、じっとりとした手つきで理央の胸を、腰を、背中を撫でる。
背中を引き寄せて、腰を揺らし、理央の舌を吸い続ける。

「ん、ん………ぅ、……んっ……!」

理央のペニスをきつく、搾り取るように締め付ける。
男の体に覆われているにもかかわらず、理央ががくん、と体を揺らすほどに、力強く加奈子は仰け反って、絶頂を迎えた。

理央は唇を離して、加奈子の顔を見つめる。
暗がりの中で、加奈子の汗だくの体を撫でて、その体の輪郭を確かめる。
結合しながら彼女の体の表面を撫でるから、加奈子の体が小刻みに震えていた。

「ふ……ぅ、はぁ、はぁ……理央……っ……」

名前を呼ぶその声は甘く、理央を誘う。

だが、ひどい抱き方で、強引に絶頂に導いたことも理解している。

それでも理央は我慢ができず、また腰を強引に打ち付け出した。
細い体の骨がきしむようで、壊してしまいそうで、怖いのに。

「は……ぁ、んっ、あぁ! 待っ………てぇ、そんなに速く、んん、おねが……い、ねぇ……!」

待って、と言っても、今日は理央は応えない。

自らの体を起こして、加奈子の腕を引っ張り、奥の奥までペニスを差し込んだ。
次には膝をつけて、倒れ込み、加奈子に体重をかけて激しく腰を振った。

加奈子の耳元に口をつけ、理央はようやく口を開く。

「は……ぁ、やべぇ、加奈子の……こと、無理やりレイプしてる……。ずっと、こうしたかった。ごめん……っ。我慢できなかっ……た……!」

前戯で優しく絶頂に導くような、そんなセックスをしてあげるべきなのに。
無理やり指を差し込み、待ってと言われてもやめず、理央の大事にしている加奈子をモノのように扱ってみたかった。

その欲求が決壊したのは、引き戸の隙間から、あんないやらしい姿を見たせいだった。

今まで理央を誘うために自慰を見せつけてきた女や、AVとは違ってーー声も出さず、自らの欲求を一人で鎮めようとする姿。

何度抱いても、こんなにも清潔感の漂う加奈子を、ぐちゃぐちゃに壊してやりたかった。

気持ちよくさせようなどとは毛頭思わない、やり方で。

「加奈子のこと……レイプしてるの、すごく興奮する、ごめん……っ」

加奈子は口元を手で覆い、吐息を漏らすばかりで、何も言わない。


(ーー嫌われた)


瞬時にそう思った。会社で強引に体を開かせようとした、隼人と同じではないか。
だが、自分の一時の、本能的な欲求がそれを打ち消す。

「はぁ………はぁ……出る……加奈子、ごめん……っ」

コンドーム越しに、びゅく、びゅるるっ、と射精する。

何とも、あっけない瞬間だった。


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