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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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side 詩織 6-1

石見家
詩織がおさむにLINEを送るちょっと前
詩織の母親が詩織の部屋までやってきて

「詩織 ごめん」
「うん?」

何に謝れたのかわからず
部屋に着た母親を見返す

「お母さん 今から仕事に行かなきゃならなくなった」
「なにかトラブル?」
「うん お父さんも夜まで仕事でいないし…」
「そうだね お父さん忙しいもんね」

(父は研究者で母は医者である
 なんの研究しているかはわたしはわからないけど
 今日も仕事みたい)

「それで…詩織 お昼ご飯 これで足りる?」

そう言い2000円を詩織に渡す詩織の母親

「2000円も多くない?」
「お詫びでお小遣いも含めてるから」
「そ、そう ありがと 二人とも遅いの?」
「お父さんはいつ帰ってくるかわからないけど
 わたしの方も患者さんの容態次第かなぁ」
「そっか じゃあ、わたしも出かけていていい?」
「どこに?」
「久保田さんのとこ 4時過ぎまでいるつもり」
「ゆきちゃんところ それと 久保田さんちは
 障害持ってる人もいたよね」
「うん」
「最近 詩織が久保田さんところにいってるのって」
「ゆきちゃんのおじさんの方 障害持ってる人だけど
 相手して貰ってる」
「そうなのね 会話とかは?」
「足で書いて会話かパソコンで会話」
「足で書いてるのって詩織が読み取れるの?」
「うん もう 慣れたかな
 それと食事介助とかもこなせるようにはなってるから」
「え? 詩織 食介も出来るの?」
「出来るようになってる まだ難しいものは食べさせたことないけど」
「そうなのね ここに独りでいるよりは楽しいよね」
「うん ここにいるよりは楽しいから出かけようと思ったけど
 お母さん 反対?」
「ううん 久保田さんのところなら
 おばあちゃんもいるしゆきちゃんもいるよね」
「うん ただ、突然遊びに行くからお昼ご飯用意してないだろうし
 行く途中で弁当勝っていこうかと」
「いろいろ ごめんね 今日はずっと家にいるつもりだったのに」
「仕方ないよ お医者さんなんだから
 お母さん 出かける用意は?」
「あ うん するから 合い鍵とか詩織も持ってるよね」
「うん あとなにかあったら携帯に電話お願い」
「うん 詩織に携帯与えてよかったって思う いろいろ」
「わたしも携帯持てるようになってありがとうって」
「それじゃ、支度して出かけるから 詩織も出かけるときは戸締まりしてね」
「うん いってらっしゃい」

母親が部屋から出て行き出かける支度をしている中
詩織はおさむにLINEを送る

しおり「こんにちは いる?」
おさむ「いるけど ゆきちゃんもいる」

(返信着た ゆきちゃんも部屋にいるんだ…
 聞いてみよう)

しおり「ゆきちゃんもそこにいるのね
    じゃあ、ゆきちゃん 今からいってもいい?」

(いやと言われたらどうしよう)

おさむ「ゆきちゃんに聞いたら来てもいいって」

(よかったぁ…ゆきちゃんにもいったらお礼言わないと)

しおり「今からいくね 突然でごめんね 会いたくて」
おさむ「気をつけて来てね いま10時半前だから
    11時過ぎには来るってことだとご飯は?」
しおり「お弁当持っていくから」
おさむ「わかった じゃあ、あとで」
しおり「うん」

(おさむくんの方には連絡終わり
 持っていくものは…携帯とお財布…でいいかな)

詩織の携帯ケースもショルダータイプになっているものだ
色としては水色

(お母さんは…まだいそうだから
 わたしのほうが先に出ちゃうか)

詩織は玄関にいき
母親がまだいるのを確認すると母親に

「お母さん わたし出るけど戸締まり お母さんしてね」
「あ 詩織の方が先になっちゃったね
 道路とか気をつけていってね お弁当は弁当屋で買うの?」
「うん そのつもりかなぁ ハンバーグ弁当辺りにしようと」
「ごめんね いろいろ」
「ううん わたしも家事とかできないのも…」
「まだ10歳だし…」
「でも くみこちゃんやゆいちゃん さゆりちゃんは…」
「あの子達 料理出来るの?」
「うん おさむくん…ゆきちゃんのおじさんの名前だけど
 くみこちゃん おさむくんの体重心配して料理するようになったみたいだし」
「え? そんなに軽いの? 小学生に心配されるほど?」
「うん…」
「何キロ?」
「39まではあるみたい」
「40ないのね わたしも時間あるときにあってみたい」
「え? なにして?」
「医者としてどういう状態なのかしりたい」
「そ、そう くみこちゃんたちが毎週食べさせているから
 体重は増えたみたいだから」
「それって前はもっと軽かったのね」
「そうみたい」
「お母さん 非番の時に会いに行ってみるわ」
「おさむくん 驚くから…」
「心配しないで いたいことしないから」
「そ、そう じゃあ、わたしいくから」
「うん 気をつけてね 自転車」
「うん 行ってきます」


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