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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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side 詩織 6-2

詩織は自転車で出かけていき
まずは弁当屋で弁当を買ったあと
久保田家へ向かい久保田家につくと
チャイムを押す
すると幸子が待っていたようで

「しおりちゃん いらっしゃい」
「ごめんね とつぜん」
「どうしたの?」

幸子は詩織に心配そうに聞いてくると

「あ お父さんは仕事でお母さんもあの時間までは
 家にいたけど病院から呼びだし食らったみたいで
 仕事に行くことになったから
 ひとりでいるのもつまらないし…で」
「そうだったのね 突然だから…どうしたのかなって」
「ゆきちゃんとしては迷惑だった?」
「あ だいじょうぶ 夜にするから」
「それで おさむくんは?」
「まだ部屋だけど 早めのお昼かなぁ
 呼びに行くから しおりちゃんは居間にいてて」
「おじゃまします」

詩織は居間に向かい
テーブルのそばに座りながら
恵美子に挨拶をする

「しおりちゃん いらっしゃい」
「おじゃまします 突然で…」
「ううん その辺は平気だから
 お昼ご飯は?」
「お弁当かってきました」
「そうだったのね 気を遣ったの?」
「あ 突然だし大変かなと それとお母さんからお昼代渡されてて」
「なるほど 石見さんって確かお医者さんだったよね」
「はい 緊急呼びだしみたい さっき」
「それは…たいへんね」
「そうですね あ お母さんから伝言です」
「わたしに? それともあの子に?」
「おさむくんにだけどおばあちゃんに伝えておきます」
「非番の時に会いに来るって言ってました」
「え? どういうこと?」
「おさむくんの体重軽いこと話したら
 興味わいたらしくて」
「あらあら…あの子 最近40キロ近くまで増えたけど
 一般的には軽いもんね」
「それで…へいきですか?」
「事前に教えて貰えれば待ってます」
「わかりました 火曜と木曜以外…と
 伝えておきます」
「そうですね 優美さんが連れ出しているからね」

詩織と恵美子の会話が進んでると
幸子とおさむが居間にやってきてテーブルの近くに座るのを見て
詩織は

「おさむくん こんにちは」

どうしたの とつせん

「お母さん仕事に出かけることになって
 家で一人になるからひまだし…来たの」

そうなのね ゆうがたまで?

「うん よろしくね」

詩織が話し終わるのを待って
幸子はおさむに

「お昼ご飯どうする?」

いんすたんとらーめんでいい

「もう くみこちゃんに叱られるよ?」

じゃ、おかずはまかせる

「くみこちゃんの名前出したら言うこと聞くのね おじちゃん
 おばあちゃん おかずなにかある?」
「ポテトサラダとかきんぴらならあると思う おさむ それでいい?」
「うん」
「介助はゆきちゃんする?」

恵美子が幸子に聞くと

「あ うん わたしやるから」

「わかったわ サッポロ一番作るね ゆきちゃんは?」
「わたしも同じでいいから」
「それじゃ、待っててね」

恵美子は台所に向かい作り始める
そのやりとりを見ていて詩織は

「ゆきちゃん らーめんの食べさせ方 みていていい?」
「うん 覚えたいよね」
「うん おさむくん ご飯嫌いみたいだから」
「そうだね 麺類が好きだから
 麺類食べざるのが出来た方がいいね」

しばらく待ちながら
詩織は買ってきた弁当を食べていた
そして台所から恵美子が
ポテトサラダときんぴらの皿を持ってきて
テーブルに置いて
ラーメンを往復しつつテーブルに置くと

「おまたせ」
「おばあちゃん ありがと」
「熱いから気をつけてね」

幸子は熱そうなラーメンはまだ無理と判断すると

「おじちゃん ラーメンはまだ熱いからポテトサラダからね あーん」

おさむに食べさせつつ自分も食べていく

「ふぅ…ふぅ…ふぅ…ずずずっ
 はい 今度はきんぴら」

ある程度さめたのを見て

「ふぅ…ふぅ…ふぅ…はい、あーん」

幸子は膝立ちをしておさむが上を向いた状態の口の高さより
高いところから麺を口に入れていく
それをみていた詩織は

「膝立ちしないと高さ足りないのね」
「うん わたしたちまだ小さいから膝立ちしないと…」
「それと ラーメンが入ってるどんぶり以外におわん用意してるよね」
「おじちゃん猫舌だからこうやっておわんに入れて冷まさないと」
「途中からわたしに代わって貰ってもいい?」
「うん 半分辺りで交代するね」


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