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人妻奈岐
【熟女/人妻 官能小説】

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職場-3

 それからしばらく二人でそんな話を続けて、早智子と安田も二人で話しているような気がしていたが、いつの間にか、店を出て田中と街を歩いていた。
寒い風に少し正気を取り戻したように思えたが、田中が、
「タクシーで送りましょう」
と言ったので安心してタクシーに乗った。
 奈岐が酔いが回って少しウトウトしてきたとき、隣りの田中が奈岐の手を握ってきた。はっと気づいた奈岐が田中を見ると、田中は外を見ていた。少し力を入れてほどこうとしたが、田中の逞しい手がぎゅっと握りを強めたのでほどくことができなかった。
 どうしよう、家にはちゃんと帰らなくちゃ、、、、、奈岐が煩悶を続けているとタクシーはきれいなホテルの玄関で止まった。田中は奈岐の手を握ったまま、タクシー券を運転手に渡した。そしてタクシーのドアが開くと、田中は奈岐の手をひっぱり、
「さあ、行きましょう」
と強引に奈岐をタクシーから降ろした。
 奈岐は正気が戻り切らず、足元が定かでなかった。タクシーから降りた瞬間、ヒールが躓いてよろけてしまい、田中が慌てて奈岐を抱きとめた。
「奈岐さん、大丈夫ですか?
少し休んでいきましょう、ぼく、そのために部屋を用意しましたから」
 奈岐は握られた手から、田中の温かいものを感じて田中が導くままにホテルへと足を進めた。廊下を歩いているとき、拒絶して引き返すことは出来た。しかし、奈岐はなぜか、そのまま田中と部屋に入ってしまった。
 田中は奈岐をソファに座らせ、
「ちょっと待ってください、水を入れますから」
 田中がミネラルウォーターをコップに満たして、ソファに座っている奈岐の口に両手を添えて飲ませた。冷たい水が奈岐の喉を潤わせ、食道を降りて行った。コップを戻した田中は奈岐の横に座り、手を握った。
「奈岐さん、ぼく、奈岐さんのことが好きなんです」
 奈岐は黙ったまま、田中の目を強く見つめ返した。それは同意ではなかった、ダメ!という意志表示のつもりだった。しかし、酔った奈岐の目力は強くなく、田中に同意と受け取られた。
 田中は、奈岐の肩を抱き、くちびるを寄せてきた。奈岐はいやいやをしながら振りほどこうとしたが力が無かった。
「奈岐さん、好きです」
 奈岐はその純な言葉が胸にささった。そして抵抗の意志が挫けた。そして田中を受け入れた。田中のキスは決して上手ではなかったが、荒々しい中に若さのエネルギーが満ちており、奈岐の唇を強く吸いながら、その愛を表現しようとしていた。
 田中は奈岐が受け入れてくれたことで興奮していた。手を奈岐の胸にまわし、服の上から奈岐の豊かで張りのある乳房を揉みしだき始めた。奈岐は、その不器用な手つきに微笑ましさを感じ、舌で田中の唇を愛撫してやった。
 若い田中はますます興奮しているようだった。奈岐に舌を使われて慌てて自分からも舌を出し、必死で舐め合おうとした。奈岐は、タイミングを見て自分から上着を脱ぎ、ブラウスのボタンをはずした。
 田中は、それを見ていたが我慢できなくなってすぐに奈岐の胸をキャミの上からつかんだ。とてつもなく柔らかく弾力のある感触に田中はメロメロになってキャミをはぎ取ろうとした。奈岐はにこっとして、
「ちょっと待って、上はブラまでとるから」
 田中は少年のようにこっくりをして待っていた。奈岐は、ホテルに来るまでの落ち着きようからすっかり変わり少年のような純真さを示している田中の姿に、すっかり落ち着きを取り戻した。
 ブラを取ってから奈岐は、
「いい、田中君、私が田中君を満足させてあげるから、、、絶対に、、、、絶対によ!
田中君は私の中には入れてはダメ!!、、、、、、わかった、、、だから、私が脱ぐのは上だけ。
約束してくれたら、田中君を最後まで気持ちよくしてあげる。いいわね」
 奈岐は、“絶対”にと“ダメ”に怖いくらいの気迫を込めて田中を見つめた。
「はい、、、、、わかりました」
 またも少年のように応えた。
 田中は奈岐に促されるように、奈岐の乳房にむしゃぶりついた。荒々しい田中の愛撫の洗礼に奈岐は久しぶりの興奮を感じた。田中は右手で奈岐の左の乳房を揉みしだきながら、奈岐の右の乳房を舌で舐めまわしていた。その舌が奈岐の敏感な美しいピンク色の乳首を弾いたとき、
「あん〜」
と奈岐は吐息を漏らし、田中のズボンのファスナーを降ろし始めた。すでにその部分は硬直して熱くなっていた。もうズボンを降ろしていじめてあげるしかなかった。田中に、
「ズボンとパンツを脱いで」
と言い、田中は素直に従った。まるで少年を調教しているようだった。
 田中は、上も全て脱ぎ捨てて、奈岐の乳房に向かってきた。田中の若いエネルギーが、幼児がおもちゃをあてがわれるときのように奈岐の乳房を存分に弄び始めた。奈岐のピンク色の綺麗な乳首は、荒々しいけれど唇と舌の激しい動きにこりっと固まって来て嫌が応にも快感が高まった。
「あん、、、、あ〜ん、、、、ああ〜〜ん」
 奈岐の漏らす吐息に田中は興奮し、感激した。
「奈岐さん!好きです!」
 田中はますます奈岐の美しい乳首の愛撫にのめり込んでいった。こりっとなったピック色の乳首が田中の舌の上で跳ね続けた。
 しばらく田中に乳首を弄ばれた。田中のエネルギーに快感が募りに募った。奈岐はそのとき逝きそうなほど気持ち良かった。
「あん、、、、あ〜ん、、、、ああ〜〜ん、、、田中く〜ん、、、、気持ちいい〜、、、」
 ほとんど逝っていたのだろう。少しの間をおいて落ち着いた奈岐はされるままから、手を使った動きに出ていった。


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