複雑な関係-2
「バカ野郎!お前、本当にバカだよ。でも私、そう言うところが好きなんだけど。なんか不思議、面倒を見たくなるのよ、お前の。でも、他の女は絶対にダメだからね、分かった!」 「はい、分かってます。」 「なあ、近藤、お前もう少し勉強もスポーツも頑張れよな。そうでないとこれから大変だぞ。まあ、将来的にお前の面倒は私が見るけど、もうちょっとしっかりしないとな。」 「う、うん、ごめんね、頼りない僕で。」 「ううん、お前が頼りないのはいいんだ、私はお前のその頼りなさが堪らなく好きなんだけどね。ただ、私が心配しているのは、お前、女性に誘われてもすぐに着いて行きそうでな、それが心配なんだよ!分かっているのか!お前!」 「え!は、はい、これからは気を付けます。」 「お前さあ、特に優しい女性には弱そうだもんなあ、うちのママが少し優しく声を掛けたらすぐに膝枕なんかされやがって!本当に!」 「え!僕、怖がりだから優しい人に弱いんだよねえ、これからは気を付けるよ。ごめんね、弘美さん。」
「ま、いつもお前の後ろには私がいると思って気を付けてくれよな。」 「は、はい、気を付けます。」 「その代わり、私と二人だけの時は思う存分甘えさせてあげるから、ね、茂。」 「う、うん、弘美さん、ありがとう。」 「ここは人が見てるからダメだけど、二人っきりの時はいつでもオッパイを吸わせてあげるよ。これからは。お前、オッパイが好きなんだろう?」 「うん、大好き、今でもママのオッパイを吸っているもん。」 「お前なあ、本当にマザコンだなあ。ま、そこがいいんだけど。」
こうして僕は変な形で昔から憧れていた弘美さんと関係を持ち、結婚を前提に付き合うことになってしまいました。まさかお母さんが美幸さんとは思いもよりませんでしたが・・・。