第三十九章 圭子、見つかる(画像付)-2
(だめぇ・・・気持ち良すぎるぅ・・・)
母の痴態を間近で見たために、何時にも増して興奮しているのだろうか。
「い、いやぁ・・・」
圭子はそんな自分が、情けなく思えてしまう。
(や、やっぱり・・・わたし・・・)
淫乱なのだろうか。
遂この間までは、純真で無垢な少女だったのに。
まるで自分に裏切られてしまったように感じる。
その不条理さが官能に拍車をかける。
次第に姿勢は、畳に寝転ぶように崩れていった。
「あふぅ・・・い、いい・・・
ああ・・・・いいぃ・・・」
あまりの気持ち良さに、圭子はここが何処であるかさえも忘れてしまいそうだった。
「あっ・・・あっ・・・あっ・・・あっ・・・
いくっ・・・いくぅっー・・・」
母の声が遠くで聞こえる。
とても嬉しそうに感じる。
(ああ・・・ママ・・・わたしも・・・
気持ち、いい・・・)
「ああっー・・・・あっ・・・ああっー・・・」
圭子の声も徐々に大胆になっていく。
「いいっ・・あああっ・・・いいっー・・・」
母と気持ちを合わせるように、昂ぶらせている。
やがて少女にも絶頂の波が押寄せる。
「ああっ・・・・いくっ・・・
わ、わたしもっ・・・ああっ・・・」
「ああっー・・・いくっ・・・・
いっちゃうっ・・・ああっー・・・」
娘の声をなぞるように母が叫ぶと、それが合図かの如く、圭子も弾けた。
【ああああっー・・・・】
二人は声を重ねると同時に昇っていった。
「あああああー・・はあぁー・・・」
母の声が聞こえなくなった後も、圭子は快感の波に漂っていた。