女の悦び-11
アラサーにしては全然使い込んでいない性器はビラにも張りがあり卑猥で美しい曲線を描いている。何度見ても男心を刺激する艶やかな性器だ。そして都姫が自らの手で撫でたおかげで愛液が満遍なく塗りたぐられ艶かしさを際立たせている。鉄平は恍惚とした目つきで都姫の性器を見つめ、そして顔を寄せる。
(あんな目で見られたら、私…)
都姫はギュッと目を閉じて指を咥えて恥じらう。
(ま、まだシャワーしてないのに…。しかも散々弄っちゃったし…に、匂っちゃう…)
性器の匂いを嗅がれるのは恥ずかしくて仕方ない。自分でもいい匂いだとは思ってはいない。何度嗅がれても恥ずかしい。そんな都姫を知りながら、わざと大きく音を立てて匂いを嗅ぐ鉄平。
「スーッ…」
都姫は体をビクッとさせる。
「い、嫌っ…」
きっと浴びせられるであろう恥辱の言葉に身構える。
「スーッ、スーッ…。ヘヘヘ、スーッ」
何も言わずにニヤニヤしながら淫臭を嗅ぎ続ける鉄平に都姫はたまらない。
「そ、そんなに…嗅がないで…」
「スーッ…、何で?」
「は、恥ずかしい…から…」
「何ではずかしいの…?」
「だ、だって…に、匂うから…。く、臭い…でしょ?」
「どうだろうなぁ…。クンクン、クンクン…」
「ああん…嗅いじゃ…イヤ…」
「クンクン、クンクン…ヘヘヘ…」
「ああん…」
恥ずかしさが募る都姫は嗅がれているだけで愛撫されているかのように体が熱くなってくる。そして恥辱に塗れた都姫に鉄平が呟く。
「スケベな匂いだ…」
恥辱の極致に達した都姫の体からフッと力が抜ける。都姫には臭い、そう言われているような気がする。
「ゴメンナサイ…」
思わず謝ってしまう。
「何で謝るの?」
「…、臭いんでしょ…?」
うっすらと開けた瞳は涙目だった。
「臭くないよ…、スケベな匂いがするって言ったろ?」
「それって臭いって事でしょ…?」
「違うよ。スケベな匂いだよ。都姫のマンコの匂いは俺の性欲を掻き立たすんだよ…。まるで麻薬のように頭ん中が狂いそうになる。たまんねぇよ、都姫のマンコの匂い…。クンクン、クンクン…ヘヘヘ」
「い、嫌…、恥ずかしい…ああん…」
執拗に嗅いでくる鉄平に自分こそ頭がおかしくなりそうだった。
(そろそろ許してやるか…)
鉄平はマン臭吸引を止めた。