唇-14
ユキも膝をつき
ユウヤのモノをゆっくり触り始めながら
チカの耳元に何かささやいた。
その言葉がどういった内容か聞こえなかったが
チカは顔を赤くしてから
俺を見上げ
それからユウヤをチラッと見て
視線を俺の下半身に移し
ゆっくり 固い先にキスを始めた・・・。
「・・・・・・チカ」
俺は チカの髪を軽く撫でてみる。
すると チカは俺の先を吸うように咥え始めた。
ユキはそれを見てから ユウヤのモノをいきなり咥えこんだ。
「えと・・・・」
ユウヤはユカを見下ろしたまま動けずにいた。
そんなユウヤを チカがちらっと見た気がした・・・・。
「ん!・・・・・・」
浴室に響く声をあげたのはユウヤだった。
ユキがユウヤのモノを 激しく動かすように頭を動かしていた。
片手でしごきながら 唇でもしごいていく・・・・。
ユカは 耳にかかる髪を片手で軽くかき上げながら それを味わうように咥えている。
その仕草に 少し色気を感じてしまった・・・。
そんな時
俺のモノの先端が軽い痛みを感じた。
チカが 俺のモノを咥えたまま 歯を当ててきたのだ・・・。
「う・・・・・チカ」
「・・・・・・・・」
チカは俺を軽く睨むように見上げると
その目を閉じ
俺のモノを吸うように咥えこんでいく・・・。
ユキとは違い 挿入感は無いが
大好きなチカのその姿に
喜びのようなものを感じていた。
が・・・・・・
次の瞬間 チカが俺のモノを口から離し
苦しそうに咳き込んでしまった。
俺は慌ててチカの身体を抱えて背中をさすっていた・・・。
「チカ!大丈夫か!?」
「はぁはぁ・・・ごめん・・・」
隣のユキが ユウヤのモノを離し
チカの背中をさすっていく。
「チカちゃんには まだ早かったかな・・・焦らなくていいよ」
「ん・・・焦ったわけじゃ・・・」
「アキラちゃんを気持ちよくしてあげたいんでしょ?」
「・・・・・・・・・・・・・・」
黙っているチカを見て ユキは小さく笑っていた。