BLACK BOXを守る者-6
5分程グッタリしていた若菜は、気怠そうに体を起こす。
「ああん、アソコ、ビチャビチャ…」
若菜はティッシュで濡れすぎた性器を拭く。そして膝まで下げたパンティを上げる。
「フーッ、気持ち良かったぁ…」
立ち上がりスカートを正すと不安が和らぎ気分が落ち着いた。若菜は一応スカートの中に軽く香水を振りかける。
「広徳君の事は誰にも言わないでおこっと。私の胸の中にしまっておこう。」
マギーが知らないのに華英や周りの人間が知っていたと分かればマギーはどんな気持ちになるか考えると、それがベターな気がした。だから若菜はそう決めた。
「黒警かぁ…、実在するんだ…。」
ただの噂かと思っていたが、片山の口ぶりからはそれが実在する組織だと分かった。味方なのか敵に成りうる存在なのかは分からないが、しかし自分は黒警に守られているような気もする。
「だいたい殺人者の逮捕歴のある私が警視総監と言う座につけた事自体が不思議だったのよねぇ。皇室の後押しがあったからこそそれが可能だったんだけど、て事は黒警は皇室さえも動かせるって事??うーん…」
考えれば考える程謎しか生まれない。
「まさか刑務所でオナニータイムが認められたのも黒警のおかげ??なら感謝しなくちゃなぁ…」
それを考えたら自分がピンチを切り抜けられたのは全て黒警のおかげのような気がしてくる。
「あーん、分かんない!何かモヤモヤするぅ…!も一回しよ…」
若菜は壁に背をつきブラウスの上から胸をゆっくりと揉み回す。
「あっ…ん…」
目を閉じる若菜。ブラウスのボタンを外しブラジャーを押し上げ自分の生チチを揉む。そして人差し指で乳首を弄る。
「ハァハァ、せっかく拭いたのにもう濡らしちゃった…」
パンティが湿る。指で刺激された乳首はピンピンに堅くなり感度が増す。
「ハァハァ、俊介ぇ…、ヤリたいよぅ…」
伸ばした左手がパンティの中に入り割れ目を往復する。
「あっ…、あっ…」
体がビクン、ビクンと反応する。足に力を入れ持ち堪える若菜はパンティを膝まで下ろす。
「ハァハァ、ハァハァ…」
自らの指でクチュクチュと性器から音を立てる。
「ハァハァ、俊介のオチンチン、しゃぶりたい…。オチンチン、入れてもらいたい…。精子、飲みたい…。ハァハァ、ハァハァ…」
頭の中がどんどんいやらしくなって行く。壁に背をつきオナニーする若菜は警視総監と言う立場は頭から離れていた。