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Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

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BLACK BOXを守る者-5

様々な情報が頭の中に入りまだ整理し切れない。そんな若菜だが、一つだけ気掛かりな事があった。
「広徳くんの事、マギーに言うべきか…」
マギーには捜査の指揮を執ってもらっている。例えどんな情報でもマギーには入れておくべきだ。もちろん広徳は片山の話からすると犯罪者側ではないが、もし受け取り方次第で広徳がマギーに近づいたのは捜査内容を把握する為だと思われたらマギーを苦しめる事になる。
「傷つけたくない…。」
いつか自分が広徳について知っていた事が分かる時が来るだろう、その時マギーを納得出来る説明を出来るだろうか…、それが不安で仕方がなかった。
何だかんだ言って若菜にとってマギーは大事な部下だし、本当の妹のようにも思っている。いつもマギーを陰で支え、助ける事を厭わない。マギーがいるから千城を出てこうして東京にも来れる程信頼もしている。黙っていた事を責められ嫌われるのはいいが、マギーが傷付くのだけは嫌だ。若菜は少し残していたブラックコーヒーをゆっくりと飲み込んだ。

「さてと…今BLACK BOXは川口元治の元にある。元治の行方を追いBLACK BOXを手に入れるか、それとも元治の居場所だけ確認しておきBLACKBOXを手に入れようとする高嶋謙也の尻尾を掴むか…。それともどちらも泳がせ黒警の正体を暴くか…」
若菜は悩み込んだ。
「あーでもやっぱり黒警に触るとヤバい気がするー!マジで殺されちゃうかも知れないよねー。ヤダ、まだ死にたくなーい!」
何となく黒警には触れてはいけないような気がする。警察の権限を守る組織には間違いないが、警察側に危害を与えないと言う保証はない。そもそも得体が知れないのが不気味で仕方がない。性格上、知らなきゃ気が済まないが、今回だけは慎重になる若菜であった。

「うー、オナニーしよ…」
若菜は下半身に手を伸ばしパンティの中に手を入れる。ドアの表にいる護衛や中森に聞こえないよう、口を噤む。
「んんん…」
クリトリスに中指を当てゆっくりと撫でる。
(ああん、気持ちいい…落ち着くぅ…)
不安になるとオナニーしてしまう癖は新人の頃から治らない癖だ。若菜は静香との捜査で拳銃を握ろうとして間違ってポケットに忍ばせていたバイブを構えてしまった自分を思い出す。
「アレは恥ずかしかったなー。あの日の夜も噂が広がるのが不安で思い切りオナニーしたなぁ…。私、全然変わってないなぁ…。オナニーはかなり上達したけど…」
若菜は鍛え抜いた指先で不安な気持ちをオナニーで鎮める。
「ああん…、イクッ…」
殺し切れない声を溢しながら、ソファの上で満たされた体を倒し余韻に浸るのであった。



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