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輪姦パーティー〜私が愛した麻由
【レイプ 官能小説】

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消息-1

 麻由の失踪から早くも三か月過ぎた。

 携帯に連絡を入れても、いつも電源が切られており、メールも未読のままだ。

 金については、あの日の報酬をそのまま持っているはずではあるが・・・あるいはそろそろ底を突き始めたかも。前回分の残金を合わせると四十万ほどはあるかも知れないが、いずれ使い果たしてしまうだろう。



 啓介以上に母親のみさきは当然、心配している。が、果たしてどこまで話していいものか・・・麻由本人に断りなく話せることも限られている。



 そんな中、高尾が「麻由らしき女の子を見つけた」とのことで店まで来た。

 ドアが開くなり、私はカウンターから飛び出して高尾に詰め寄る。

 「、、、で?麻由なのか?」


 携帯を取り出し、画像を見せられる。


 『当店話題のМクィーン、ツンデレが魅惑の菜緒ちゃん』


 なる見出しで、裸で拘束具をつけられた女の子の写真だった。
 顔にはモザイクがかけられている。

 写真はその女性が拘束姿のまま恐らくは騎乗位でハメられており、別の男からフェラを迫られていて、、、というような場面で、女の子は小さなバストで、しかもかなりの細身。
 
 確かに麻由そっくりだ。
 彼女なら見間違えることはない。啓介には確信があった。」

 「これ、、どこで?」


 高尾に肝心の画像の出所を尋ねると、店のほうはいわゆる「ハプニング・バー」で、東京にあるらしい。

 啓介に迷いはなかった。

 この時間ならまだ間に合う。啓介は即座に店東京に向かった。

 しかし、もし写真が本当に麻由なら、、、何故あのようなことを・・・だが、今はそれを考えているときではない。

 麻由ならば、、、なんとしても連れ戻さねば。


 母親には、、、
 確定情報ではないし、まだ知らせないほうがいい。第一あの画像を見せられない。

 

 啓介が東京に着いたのは二十二時頃で、ようやくその店を見つけた時には二十三時を回っていた。

 この手の店が二十三時に閉まることはないだろう。むしろピーク・タイムだ。

 店のサイトで確認したところ、例の「菜緒ちゃん」は今日来店予定らしい。

 どうするべきか?
 閉店、またはその「菜緒」が出てくるのを待つか?
 しかしどこから出てくるかもわからない。
 出口が複数あれば見失う恐れもある、、、

 店に入るしかないな。。
 麻由なら、見失うわけにはいかない。

 啓介は店の中へと進んだ。


 「いらっしゃいませ」

 カウンターから若い店員が声をかけてくる。

 実際、こういう店は初めてでよくわからないが、、、仮にストレートに麻由のことを尋ねても、シラを切られたら何にもならない。

 それどころか下手をすれば麻由と接触する機会を閉ざされてしまい兼ねない。

 ここは客を装うほうがいいだろう。

 「初めてなんですよ。どうしたらいいかな?」

 啓介は敢えて愛想よく振る舞った。

 「お客さんはハプバーそのものが初めてで?でしたらまずご入会の手続きから、、」

 長々と面倒な手続きをさせられ、ようやく店の中へ入れてもらえる。

 あとで知ったことだが、こういう店は、入店までの面倒な手続きはどこでもあるようで、ただ中に入ってからの「システム」には多少の違いがあるようだ。

 基本、「ハプニング=性交」を意味するという点では共通している。

 が、それをオープンでやると「違法」となるので、「個室(密室)」での行為になることが多い。
 しかしこの店のように個室、つまり二人きりでなくオープンに「乱交」形式を取れる店もあるらしい。


 店の中は思ったより広く、そして照明は暗めだ。

 これでは数メートル先の人物の表情すら把握は出来ない。

 啓介はグラス片手に、店内を散策する。


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