ナナの技披露-6
(はたして、あたしの責めが女の子にも通用するのかな)
いつもと勝手が違う。扱きながら咥え、上下に刺激を与える肉棒や、口に頬張り舌先で転がす玉が無いのだ。
考えても仕方がない。ナナはいつもの通りのことをすることにした。
「お客様、この店は初めてですか?」
「あっ、はい。よろしくお願いします。で、ソープ嬢ってどんなことするんですか?」
淫乱には目覚めたがソープランドの知識はまだ無かった。彩花はワクワクしながら聞いた。
「うふふ、そのまんま。お客様の身体を洗うお仕事なのよ」
「へ〜、そうなんだ」
それを隠れ蓑にして、性行為をするのだと理解した。
「じゃあ、まずは腕から」
にこやかに微笑んだナナは、肩から掛けたローションを女体に馴染ませると、いつものように、相手の手を取り、その腕に股がった。
「やあん、スベスベ〜。さすが10代の肌は吸い付きが違うわぁ」
いつも相手にする男たちとは違った。
「えっ?な、なにするの?」
ソープ嬢が具体的になにをするのか知らない彩花は驚いた。
「うふふ、見てて」
戸惑う彩花に笑顔で応えたナナは、腰を前後に振って彩花の腕に密着させた割れ目を擦り始めた。
「はぁ、はぁ、はぁ、どうですかぁ?」
「えっ?ソープ嬢っておまんこで身体を洗うんですか?」
ヌルヌルと密着する割れ目が、前後する卑猥な光景に、彩花は目を見開いた。
「うふふ、ソープ嬢は女体の全部を使って洗うのよ。もちろんメインはおまんことおっぱいよ。あっ、お口もね。はい、反対の腕もどうぞ」
「あっ、はい」
ナナは、腕を変えるときに、女体の向きを変えて股がり、やや上体を前屈みにした。そうするとことで、彩花の目の前には、ナナの肛門が晒された。
「お客様、手のひらを洗ってください」
ナナは、股がった彩花の手を自身の胸に導いた。手のひらを擦る乳首の刺激にゾクゾクしつつ、さっきのナナの言葉を思い返した。
「うふふ。もう1つのメインですね。じゃあ、遠慮なく」
彩花は積極的にナナの乳房を弄んだ。
「くうぅん」
少女の優しいタッチ。しかも、ローションまみれの指で乳首を弄ばれたナナは身を捩った。
「ナナお姉さん、気持ちいいんですか?」
「そう、これが好きなの。お尻の穴とおまんこ見て貰いなが、クリちゃんも擦れるし、乳首も気持ちいいの。でも、時々お尻の穴に指を淹れられるのが難点なのよねぇ」
意味深なトーンで応えたナナの意図を計り、彩花は直ぐに実行に移した。
ぬぷっ…
「やあん、ダメよぉ。お尻の穴に指を淹れないでぇ〜」
ナナは尻を振って、彩花の指から逃れた。
「えっ、ご、ごめんなさい。てっきり、そうして欲しいと言われたのかと…。そうですよね。さすがにそこまでは、させないですよね」
彩花は落ち込んだ。
「お店は基本NGなんだけど、あたしはお客様が悦ぶならOKにしてるから安心して」
「そうなんですか!」
ソープ嬢の鑑の姿を前に、彩花は尊敬の声をあげた。
「順番があるのよ。あたしの場合、お尻のオプションは一通り満足して貰ってからなの。衛生的にね」
「あっ、そうか。先に汚したら、おまんこ舐めれないか」
彩花は納得した。
「そうそう。でも、スカトロを好むお客様には、先にして貰うけどね」