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Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

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横芝の反撃-5

「で、そっちはどうなんだよ?母親とか。」
「母親は元々親父には愛情はない。それに会社が軌道に乗ってるから親父の力は必要としてないですから。もし2人の関係が破綻しても会社に影響が及ばないよう、内密に進めてるとこです。」
「そうか。なら良かった。お前はいいのか?自分の父親を裏切る事になる。考え直しても俺はかまわないぞ?」
広徳はフッと笑う。
「あなたと肩を組んだ日から覚悟は出来てますよ。」
「政治家になる夢だってあるだろう。」
「あ、俺、芸能人になる事にしたんで。このイケメンを生かすなら、やっぱ芸能人だって気付いたから!」
「フフフ、バーカ。まぁ俺に出来る事なら何でもするよ。他の事も何でも相談してくれ。」
「ありがとうございます。元治さん、俺は正しいと思った道を進みます。自分の意識で。」
元治は分かってるよ、そんな笑みを浮かべる。
「ああ。じゃあくれぐれも気をつけてな?」
「はい。元治さんも。」
そう言って電話を切った。すると後ろから広徳の取り巻きの1人、香川美嘉と言うボブカットの猫目の可愛らしい女性が、なかなか戻って来ない広徳を呼びに来た。
「広徳くーん、誰と話してたのー?どこの可愛コちゃん?」
「内緒♪」
「ふーん。あの美人刑事さん?」
「違うよ。さ、飯!」
美嘉の肩を抱いて席に戻り、再びみんなでキャイキャイしながら昼食をとる。
取り巻きの女性らは広徳にマギーと言う彼女がいる事を知っている。だが特に嫉妬はしていなかった。ただイケメンと一緒にいて話したり、楽しい時間が過ごせれば良いだけなのだ。それぞれ彼氏もいる。まさに芸能人と仲良くして楽しんでいるような感覚だ。彼女らにとって広徳は『推しの男』的な存在であった。

「ヒロ君、大丈夫かなぁ?あんな風に振る舞ってるけど、苦しんでるんじゃないかな。父親と、そしてマギーとの事で。」
愛子は心配そうな顔で言った。
「アイツが信じたい道だ。きっと乗り越えるさ。」
「ならいいけど…。」
そこにシャワーから戻った渦中の女、佐川明子が戻って来た。
「ヒロ君なしじゃこの計画は成功しない。あの高嶋謙也に罪を償いさせ、この世界から闇に葬り去るには、彼の力が必要だからね。」
そう言って2人と同じテーブルにつく。
「私達は全てを投げ捨ててここまで進んで来た。もう引き返せない。」
明子はネットで拡散されまくっている自分の全裸張り付け画像をスマホに写す。
「わたしも。」
愛子も自分の同様の画像をスマホに写した。
「…」
元治は複雑な表情を浮かべる。元治は計画当初、全裸で張り付けられると言った2人に最後まで反対した。が、2人の強い意志に押されて実行した。だが今、元治にはそれが大きな後悔となり胸を締め付ける。
(2人がここまでしたんだ、何が何でも高嶋謙也をぶっ潰しす…。)
元治は改めて強く決意するのであった。


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