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Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

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横芝の反撃-4

「あいつもそろそろ気付いたかな?さすがに。」
これまでのテンションを下げてそう言った元治。
「どうでしょうね。親父は今相当頭に血が登って冷静な状態じゃないですからね。明子さんを失脚させられ、そして多額のビットコインを奪われ、そして警察への納入シェアを横芝に逆転され、おまけに上原若菜に過去の秘密を暴かれ始めてる。目立への不信感を露わにした事で警察内にいる今まで目立から恩恵を受けて来た者達が少しずつ離れて来てる状況は親父に大きな危機感に迫られている事でしょうね。元治さんの思惑に気付くのはもう少し後になるかと。」
「そうか。奴が焦る姿を見てみたいな。」
そう言った所で元治が電話の向こうで誰かに話しかけられているようだった。
「ヒロ、愛子が話したいってさ。」
「あ、はい。」
愛子が元治の電話を手にする。
「ヒロ君、久しぶり。」
「愛子さん。無事で良かった。」
その口調はどれだけ広徳が愛子を心配していたか良く伝わるものだった。
「ありがとう。でもまさかヒロ君があのマギーと付き合うとわねー♪」
「久しぶりなのに、ソコ、行きますかー?話。」
「えっー、ウフッ♪でもあれは相当美人よね。しかもハーフとか。あんだけハイスペックな女をモノにするなんてさすがヒロ君♪」
「いやー、計画に影響出ちゃうかなって心配はしたんですが…好きになってしまいました。」
「大丈夫よ?彼女は敵じゃないし。でもアレは相当な美人ね。しかもクールで頭がいい。取り調べなんかで何回か会ったけど、もしかしたら見抜かれるんじゃないかとヒヤヒヤしたわ?私達の方は大丈夫なんだけど、むしろヒロ君の方が…」
「俺は…正直悩んでます。俺はいい。でも警察が追っている案件を俺は知ってる。そんな人間と付き合ってたと明るみに出た時、マギーに迷惑がかかるのは間違いないし、あんな有能な刑事の未来を奪ってしまう事になる。俺はこうしたらこう言う結果になるって言うのを良く考えて動く人間だったのに、今回だけは後先考えずにマギーを愛してしまった。今はそれだけが不安です。マギーの事だけが。」
「ンフ、珍しいわね、1人の女にそこまで真剣になるなんて♪そーゆーのを愛は盲目って言うのよね!でも、ヒロ君には自分を信じて欲しい。愛は全てを乗り越えるもの。ヒロ君ならきっと乗り越えられるわ。それに上原若菜がいる。マギーは彼女を最大限に守ってくれるわ?だから、ホントに申し訳ないんだけど、もう少し協力して欲しい。」
「勿論ですよ。全力で。」
「ありがとう。感謝してるよ?」
そう言って愛子はスマホを元治に返した。


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