side 句美子 5-1
9時過ぎ 草摩家 句美子の部屋
ベッドの上にパジャマ姿で寝転んで
携帯を触ってる句美子
(そろそろ LINEしようかな)
「こんばんは」
「10時まで?」
「うん 10時まで会話しよ?」
「今 パジャマ姿?」
「みたい?」
「うん みたい ぼたんとかはずしてくれたらうれしい」
「あ…中 シャツだから面白味ないよ?」
「そうなのね 下の方は?」
「おまたみたい?」
「ほしい うん おろしていく動画がいい」
「うん ちょっとまってね」
句美子はおさむから借りたカメラを
よさそうな角度に設置すると
(こんな感じでいいかな
動画撮影…)
自分の姿を携帯で確認しつつ
パジャマのズボンとパンツを太ももまでおろしていき
(ここで終わり 確認…うん うまく撮れてる感じ)
ズボンとパンツを元に戻すと
再び寝転びながらLINEを送る
「おまたせ 送るね」
「ありがと 今再生してる…黄緑色のパジャマ」
「かわいい?」
「うん かわいい おまんこもきれい」
(もぅ…はずかしい)
「ありがと ほめてくれて」
「ううん 動画ありがと
これでいつでもくみこちゃんのがみれる」
「はずかしい…」
「カメラも使いこなせてるよね」
「うん 便利 借りてていい?」
「うん あげてもいい」
「え? だめだよー」
「じゃあ、忘れた頃に返して」
「もぅ…」
(あげるために買ったの? このカメラ
もう…)
「それで しおりちゃんのこと」
「あ うん 下校時にさゆりちゃんがつかまったから
ごまかしても土曜日に来そうだし
それなら言っちゃう方がいいと思って」
「えっちだめって言ったけど
する気あるよね」
「そうね スカートはいてくるってことだし」
「くみこちゃんとさゆりちゃんだけなら
パンツ脱いで貰うつもりだったけど」
「やっぱり そのつもりだったのね」
「だめ?」
「ううん もう わたしはみせてるし
さゆりちゃんも先週 時間あれば脱いでいたよね」
「さすがにしおりちゃんには…」
「そうよね 好きな人いるんだから…」
「あと 今日 流れ的におちんちん拭いて貰ったけど」
「あ うん…」
「しおりちゃん うちとしたいの?」
「うーん どうなのかなぁ おさむくんとしては
気が引けるんだよね」
「うん ただでさえおおいし」
「そうよね はぁ」
「くみこちゃんとしては わたしだけをみてだよね?」
「うーん わたしはそこまで独占しなくていいかなって思う
元々 ゆいちゃんの代わりという立ち位置だし」
「そっか…」
「わたしを彼女に選びたい?」
「それは悩む」
「でしょ ゆいちゃんとわたし…」
「ふたりともいてほしい」
「だから 現状維持出いいんじゃない?」
「小学校卒業まで ずっと?」
「そのつもり 中学は…部活次第かなぁ」
「したいことある?」
「うーん 料理関係かな
せっかく 料理してるんだし うまくなりたい」
「いつも ありがと」
「うん 体重も少しずつ増えてるしうれしいよ
明後日は…なにたべたい?」
「学校終わって帰宅するのって12時半?」
「それよりちょっと前かな」
「簡単にできるものでいいから」
「うん 前日の残りとかにするね」
「油ものとかまだ扱ってないよね?」
「わたしはまだ出来てない そういう点でも
ゆいちゃんすごいなって感じる」
「たまごやきとか
ミートボールとかで」
「うん わかった さゆりちゃんに
おにぎり辺りでもたのむ?」
「さゆりちゃんも作るようになったの?」
「うん 作るようになってるぽいけど
さすがに1週間だと難しいのは無理だから」
「小さいのりまきがいい たべやすいので」
「あー おにぎりより一口大の海苔巻きのほうがいいのね」
「うん」
「伝えておくね もし出来ないならわたしが作るから」
「うん あ さっき送って貰った動画 保存したから
ラインから消して」
「あ うん そうね 消しておいた方がいいね」
「なんかいもみるけどいい?」
「うん でも、おちんちん硬くならない?」
「なる」
「がまんするの?」
「うん」
「そっか…1日1回 ゆきちゃんにしてもらうとしても
そのあとでみてたら…だもんね」
「うん ゆきちゃんにはみせないようにする」
「おこりそうだもん」
「最近はいじめられてないから」
「それならよかった…それじゃ、そろそろ寝るけど
明後日ね」
「うん おやすみなさい」
「おやすみ」
(おさむくん わたしの動画 何回も見てくれる…
恥ずかしいけど嬉しい…
いろんな動画撮ろう…)
そうして
電気を消して就寝する句美子だった