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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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春休み 3月30日 お昼ご飯-1


それぞれが席に着くと
テーブルに置かれたどんぶりの説明を
優依がする

「野菜たっぷりのうどんにしてます
 肉も入っているから野菜だけじゃないから
 安心して」

そのあと
優美が綾に話しかけるのだった

「午前中 いっぱいしてたようだけど
 午後もするの?」
「午後はお風呂」
「そうなのね わたしもはいっていい?」
「うん じゃ、おじちゃんのだっこ
 おばさんにゆずるね おじちゃんいい?」

綾はおさむをみて言うと

うん ゆみちゃんともやくそくあるし

「え? 約束? どういうこと?」

綾が優美に聞き返すと

「あ うん わたしにもだっこさせてほしいって
 昨日の夜にLINEで頼んだ」
「お母さん LINEでそう言うこと頼むのね」

優依から突っ込みされるものも

「そんなこと言ったって
 今日もあやちゃんにだっこかぁとか言うから」
「おじちゃん!」

けっきょく ほとんどゆきちゃんがしてた

「あ 午前中 ゆきちゃんがずっとだね だっこと膝枕」
「うん そうだったね」
「だから お風呂場でわたしがしようかと思ったけど
 おばさんが約束してたなら…うん」
「いいの ありがと」

話も終わり食べ始める
綾は…ふぅふぅしながらうどんをさまして
おさむの口に入れていく

「あーん だいじょぶ?」

うん だいじょぶ

「あーん…」

半分ぐらい食べ進むと
おさむは綾の太ももを叩いて

「うん? どうしたの?」

きょう かいじょおわったら
とうぶん たべさせてもらえるきかいがないよね

「うん 色々忙しいし
 夜ご飯に間に合わないから難しくなりそう
 さみしい?」

寂しそうな顔をするおさむ

「そんな寂しそうな顔をしないで
 うーん じゃあ、夜食でいいなら
 夜10時過ぎに時々行くときにたべさせる?」

いいの?

「うん たまにえっちするために行くわけだし」

ありがと

「ほら まだ うどんあるから たべよ? あーん」

そんな二人の様子を優依達はみていて

(おさむくん 4月からはくーちゃんや
 お母さんがメインになりそう)

(おじちゃん わたしもいるんだから
 おねえちゃんの代わりにいっぱいするから
 そんな顔しないで)

(おさむくん 土曜日はわたしがいるし
 寂しそうにしないで)

そして優美は

「おさむくん 寂しいのはわかるけど
 あやちゃん困らせないようにね
 それと火曜と木曜はここに連れてくるんだから」

うん やっぱり 4がつからも
けいぞくなのね

「当然です 野菜食べないでしょ?」
「お母さんの場合は野菜食べさせるのが口実だと思う」
「ゆ、優依…口実だなんて…」
「違わないでしょ?」
「それは うん」
「だからね おさむくん
 わたしやあやおねえちゃんに
 食べさせて貰えないのは寂しいだろうけど
 別にさよならするわけじゃないんだから」

うん さよならじゃないから

「あと もし お父さんが転勤するとなっても
 わたしはおばあちゃんの家にお世話になるつもりで
 残るからね?」
「え? 優依 転勤の話はないと思うけど」
「うん まだないようだけど
 可能性の問題として考えているから わたし
 さすがに海外に転勤になったら
 ついて行くしかないと思うけど」
「そうよねぇ 海外だとなかなか会えないだろうし」
「だから そのときはついて行くよ
 でも、そうなったとき わたしのこと
 いつまでも覚えていて うじうじとしないでね
 20年間もお母さんのこと忘れないで
 うじうじしていたときに戻らないでね」


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